始めに~コロナ禍3年目の春


2022年春、正直、コロナ禍がここまで引きずるとは思っていなかった。
海外旅行も行こうと思えば行ける状況になってきた。帰国後の隔離期間も緩和されたが、ワクチンパスポートやPCR検査など制約が多い。
まだまだ入国時の隔離政策が厳しい国も多い。
そのうえ2月にはウクライナにロシアが侵攻し、その影響で原油高に円安(1ドル=128円 4月28日現在)で20年ぶりの水準。
試しに6月のパリ便の運賃を検索してみたところ、いわゆる閑散期運賃でも往復で50万円+サーチャージ、シンガポール便で往復20万円+サーチャージである。
割引運賃の設定はない。
気軽に海外旅行に行ける運賃ではない。

欧州行き格安航空券も出回りはじめているが、中国や中東の航空会社予定ではかなり安く出回っているが、中国大陸キャリアはいきなりフライトキャンセルになったりすることがあるので使わないようにしている。(過去に何度か痛い目にあったw)ゼロコロナ政策を取っている中国でフライトキャンセルになると身動きが取れなくなる。
また乗客が少ないと間引き運行になる。
実際、3月に友人が海外出張でドバイで先のフライトが間引きとなり20時間ラウンジで時間を潰すはめになったとこぼしていた。
2019年以前であればANAやJALのフルサービスエアラインでもヨーロッパ便で20万円、東南アジア便で数万円であった。
人が動かなければ運賃は安くならないのは当然である。
GWからHISなどでハワイツアーが再開されたが、3泊5日でツアー料金は20万円台である。
何時の時代の料金設定なのか笑いたくなってくる。
まさか3年続けて備忘録で国内旅行を記すことになるとは思わなかった
海外に行くことができない分、沖縄に行く回数が増えた。

2月に4月中旬の平日が仕事が減ることを見越して、フライトの予約を入れた。
4月18日関空-石垣ANA1747便、4月21日石垣-関空便ANA1748便、運賃は37,000円。
この3年で一番搭乗しているフライトであるw
昨年9月は日本最南端の波照間島を目指したが、今回は日本最西端の与那国島を目指す。
この島に行くためには石垣からもう1フライトである。
石垣-与那国便はJAL傘下の琉球エアコミューター(RAC)が1日朝夕2フライト運航している。
石垣に到着するのが12時10分、石垣発は17時50分。
空港に荷物を預けて市内に出て昼食を取るかなと予定を立てた。

与那国島は初めてである。


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