与那国島へ


4月18日(月)高槻発7時30分関西空港8時40分着はるか7号。
フライトが9時35分のため、ちょうど良い時間に到着する。
いつもなら1本早い7時00分発はるか5号で行くのだが、何故か今回に限ってこの列車を選択した。
定刻に高槻を発車、大阪環状線に入り、新今宮駅手前で列車がストップ。
「天王寺駅で安全点検を行っております。しばらくお待ちください」のアナウンス。
10分後に「天王寺駅で火災が発生し、現在、全線で運転を見合わせております」のアナウンス。
現在8時過ぎ、これはしばらく動かない。
「7時のはるかに乗っておけば」と少し後悔。
8時30分。まったく動く気配がない。
「これは無理だ」と、まずANAに電話。
「オンライン・チェックインをキャンセルをして。遅延証明をもらってください。それがあれば振替や払い戻しができます」と指示をもらう。
どちらにしても関空まで向かったほうがよさそうだ。
さてどうする?

一つは日程をずらす。幸い22日は空けている。ただ、RACはノーマルなので変更は可能である。宿には電話すればスライドしてもらえるだろう。閑散期なので部屋はなんとかなるだろう。ただ、21日のフライトをキャンセルするとキャンセル料を払い、さらにノーマルでチケット買い直しとなる。そのため2泊3日に旅程が変更になるため行き先も変更になる。
二つ目は別のフライトを探す。JALはほぼ同時刻なので不可、ANAで那覇経由石垣、10時すぎのため不可。そもそもノーマルチケットになり片道40,000円である。
関空にはPeachが就航している。調べると14時20分に石垣便のフライトがあり16時40分に石垣着。運賃も14,000円、空席あり。
さすがLCC、当日でも安い。
与那国便が17時50分のため、そのまま乗り継ぎができるので、一旦市内に出る必要もない。
やっと列車が動き出し、天王寺駅に到着したのは9時。
9時45分のフライトのため20分前には手荷物検査場を通過しなければならない。
どう考えても無理w
私の前に座っている家族連れは10時40分のフライトとか言っているので、なんとか間に合いそうだ。(人のことを心配している場合ではないw)
天王寺を出ると、車掌が席を回って謝罪している。
私のところにも来たが「車掌さんが悪いわけでありませんよ。こればかりは仕方がありません」と返した。
車掌を怒鳴っても何も解決しない。
天王寺でたあとも徐行運転を繰り返して関西空港駅に到着したのが9時45分、ちょうどボーディングブリッジを離れて離陸を開始した時間である。

駅では、紙の遅延証明を配っていた。(最近は遅延証明はネットである)ネットだと更新時間が追いついていないため30分遅延であるが、紙の遅延証明は1時間となっている。
それを持ってANAのカウンターへ。
「日程変更されますか?」
「いえ、キャンセルでお願いします。復路はそのままで」
「承知いたしました」
PeachはANA系列である。
「Peachに変更しますが。ここで振替はできますか?」
「さすがに、それはできません。申し訳ありません」とやんわり断られた。
そりゃ無理だ!
「いえいえ、ネットで予約いれますw」
19800円手数料無しで払い戻し。
この航空券はANA SKYコイン(ANAのみで使える電子マネー)で購入しているためキャッシュの返金ではない。これは次の航空券購入に使うことになる。
結果、安く行けることになったが、14000円で航空券を購入することになった。
ANAのマイルクレジットでPeachのフライトも特典航空券の購入に使えるが、SKYコインは使えない。
10時過ぎ。
ネットでPeachの予約を完了。
さて4時間どうするかw
石垣空港から市内を往復する必要がなくなったので良しとしておこうw
国際線だとこの程度の乗り継ぎ時間は珍しくない。
Peachは第2ターミナルなのでバスで移動。ラウンジはないので1時間前に行けば充分である。
いつもこのフライトではチェックインして手荷物を預けると、隣のLAWSONでサンドウィッチかおにぎりを買い、すぐ手荷物検査を抜けてラウンジでビールかコーヒーで朝食だが今日はそれはできない。
とりあえずそのLAWSONでサンドウィッチとビールを買い近くのベンチで朝食。

この程度の待ち時間は海外で何度も経験しているので、時間の潰し方は慣れている。
昼食も第1ターミナルでとり、第2ターミナルへ移動。


























チャックインを済ませ手荷物を預ける。
Paechに乗るのは5年ぶりぐらいだろうか。
台北や高雄、釜山など年に2、3回搭乗していたが、国内線は初めてである。
いつものように歩いて搭乗。













LCCのため相変わらずシートピッチが狭い、2時間程度だから我慢できるが。
離島用に文庫を持って来ているので、そのまま機内に持ち込み、iPadで音楽を聴く。
LCC乗る時はこのスタイル。
機内Wi-Fiがあるのだが、どうも上手く繋がらない。
まっ、いっか。
MM235便は14時05分定刻に離陸、16時40分南ぬ島石垣空港に着陸。







キャリーバッグをピックアップしてJALのカウンターへ。
凄い列。
それに荷物が多いというか、自転車を預けている人が多い。
昨日、石垣島でトライアスロン大会があったとのこと、その人たちの最終の羽田や大阪便のチェックインと被ったようである。
フライトは17時50分なので、並んで手荷物検査の締め切りが近くなれば「与那国便の方はお教えください」と声がかかるであろう。
一人ひとりが自転車などの荷物が多くなかなか進まない。40分前になると予想どおり声がかかり優先で手荷物検査となった。



















シートピッチはPeachより広いw
与那国行きRAC747便は17時50分定刻どおり離陸した。
石垣市街上空を横切り一路西へ。








石垣島と与那国島は約110km。
フライト時間は離着陸時間を含めて30分。
18時20分与那国空港に到着。
荷物をピックアップすると今回お世話になる民宿もすらの送迎車に乗り込む。
もう一人若い女性が一緒である。
10分程で宿に到着。













朝7時に家を出て、到着が19時・・・やはり遠かった!


久部良の夜

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