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ふたたびのブリュッセル
イベリア半島南西部、アルボラン海に突き出した半島がある。
その西側のスペインとモロッコを隔てている海峡名になっている英領ジブラルタルである。
ヨーロッパに残された唯一の植民地である。
2009年にアンダルシアを旅したときから気になっていた土地である。それと、逢坂剛氏のスペイン内戦から第二次世界大戦終結までの小説で、ジブラルタルを舞台にした話があり、ジブラルタルに行ってみたいと思わせる内容であった。
ここへ行くためには英国本土より空路かスペインの周辺都市から陸路でとなる。

ジブラルタル・ロック
空路は面白いのだが(理由は後述)、陸路で行くほうがルートを組み立てやすい。そして、ジブラルタルの隣の町のアルへシラスからはジブラルタルをはさんだセウタへのフェリーが数多くあり、モロッコに行くことができる。
今回はジブラルタルとモロッコを中心として、ルートを組み立てることにした。
インとアウトをどこにするか、インはスペインとなるが、マドリードやバルセロナに寄る必要はないためジブラルタルに近い街でフライトがあるのはマラガであった。ここなら日本発で同日着である。
アウトは、スペインに戻りセビージャかモロッコのカサブランカかとあたりをつけていたが、地図を見ているとポルトガルのリスボンが。
好きな街なので、ここは行きたい。
最終、インをマラガ、アウトをリスボンでチケットを予約した。
ここで大きなミスをしたことに後で気づくのである。


名古屋から成田へのフライト。
天気がよく富士山もよく見える。
よく利用していた伊丹-成田のフライトと同様、国際線の機材を使用しているため前方席はビジネスクラスのシートである。
ANAは、東アジア近郊以外の国際線フライトは羽田・成田に集中させているため名古屋-羽田・成田という近距離でも連絡便を運行している。


今回は成田発ブリュッセル経由でマラガに入る。
ブリュッセル空港と言えば、「バルカン半島、早春」の「旅の終わり~そしてテロ」の項でも述べたように、3月に帰国便でのトランジットの3日後に自爆テロが発生した。
さすがに今回は大丈夫だと思うが、7月にもフランスのニースで花火大会にトラックが突っ込むというテロが発生し80人以上が亡くなっている。
ISとは直接関係はないが、チュニジア人がアラブ系民族としてフランス社会から阻害されたのが原因とされている。
世界のどこかで毎日ようにテロが発生している。(公安調査庁の世界のテロ等発生状況で確認できる。http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html)
ヨーロッパといっても安全な時代ではない。


ともかくANA231便は、約30分遅れで離陸した。
この遅れは結構厳しい。ブリュッセル空港での乗り継ぎが1時間30分、30分遅れということは乗り継ぎ1時間しかない。
東から西へのフライトは貿易風の向かい風の中飛ぶため、時間を取り戻すことが難しい。
30分遅れのまま、ブリュッセル空港に到着。
ターミナル移動と入国審査のため早足で移動。
どうやらベルリンなどへのフライトの人たちもみんな走っている。

第1ターミナルへ急ぐ

チョコレートショップに寄ることもなく

プリウスを横目で見て

勝敗の行方が気になるがゲートへ急ぐ

ゲート到着、すでに搭乗開始していた・・・セーフ
搭乗開始時刻にゲートに到着。
今日はビールを飲む時間はなかった。
マラガ行きブリュッセル航空3737便では、時差の関係もありほとんど寝ていた。
20時定刻にマラガ着。
そこから鉄道でマラガ駅まで行き、そこから徒歩でホテルまで。



最近はGoogle Mapで行き先の街を事前にダウンロードしておくので、Wi-Fiが繋がっていなくてもMapを使いホテルまで行くことができる。
ホテル・デル・ピントールにチェックインしたのが21時。
ホテルの前のバルで一杯飲み、本日は終了。



土曜の夜、22時、街はとても賑わっている


日本スタイルのカレー屋も

ビールがサン・ミゲールだ。
毎度のことながら、20時間を越える移動はさすがに疲れた。
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