26年ぶりのブタペスト


いつものように時差ボケのため4時頃目が覚めてしまった。
疲れているのだが、頭はまだ日本時間のままである。
日本時間は昼の12時、そのままSNSのレスなどで時間を潰して夜が明けた。
ちょっと早いが、朝食を取るべく外に出た。(ホテルは朝食はついていない)









ホテルの内側、一般の家も一緒













唯一の案内







ホテルの外観、タクシーの運転手に教えてもらわければわからなかった





























快晴、春の初め空気は冷たい。
どこかカフェが開いていないかと思い歩いていたら、パン屋があり、ここは店内で食べる事ができる。
サンドインチとカプチーノの朝食。







ブタペストは1987年、まだ東側だった頃5日間を滞在し。
1990年、東側崩壊寸前の時、友人のUとウィーンから日帰りで来たのである。
チェコのプラハ、オーストリアのウィーンそしてハンガリーのブダペスト、私は勝手に「三都物語」と呼んで好きな街である。
食後、記憶をたよりにドナウ川に向かって歩く。
自由橋が最寄りの橋である。





















自由橋






























ブダペスト・・・今さら言うまでもないがドナウ川を挟んで東側がブダ地区、西側がペスト地区である。
ブダ地区は宮殿などがある丘陵地帯、ペスト地区は平坦な商業エリアである。
また、ハンガリーの民族はマジャール族で、周辺のヨーロッパ諸国とは違い、アジア起源の民族である。
自由橋からドナウ川沿いを歩き、くさり橋へ。





































































くさり橋と王宮







橋を渡りブダ地区の王宮に向かう。
ここは王宮、マーチャーシー教会、漁夫の砦などブダペストの観光スポットが集中している。















エリジェベート橋とゲレルトの丘






ケーブルカー



















ケーブルカー乗り場

ケーブルカーに乗らず、坂道を上っていく。
空も雲が切れて青空が広がってきた。



















































マルギット橋と右手のドーム屋根の建物が国会議事堂


王宮の開放時間にはまだ早い。
その向かいのマーチャーシー教会へ。
たぶん中に入るのは初めてのはず。
というのも若い頃はお金の無い旅をしていたので、有料の施設は「そこまでして見なくても」という意識が働き、有名スポットでも入らないことがあった。
特に教会は有料だと入らないことも多かった。


















































教会は建設当時、権力と密接に繋がっていたこともあり、スポンサーの財力と力で壮麗な建築が多く、ここもその一つである。



















次は、その向かいの漁夫の砦へ。
階段を上ると、年配の方がレース編を売っている。
この風景は変わっていない。



漁夫の砦







ハンガリー初代国王イシュトバーン王





撮影をしていると一組のカップルから「写真を撮ってほしい」と頼まれ撮ったところ、「イシュトヴァーン像をバックに」「教会をバックに」「くさり橋をバックに」「国会議事堂をバックに」と注文が多く、全て撮ってあげた。
その写真を見て、とても喜んでくれた。



注文の多かったカップル












それはそれで良かったのだが、そのカップルが回りの人達に「この人の写真のテクニックにはすごい。みんなもこの人に撮ってもらったら良い」と話し始めた。
「ちょっと、待たんかい。誰がそんなことを引き受けた。」と言っても後の祭り。
次々とカメラを渡され、撮影することに。
「1組5ユーロ」と言っても誰も聞いてくれない。
おそらくここにいた全てのグループを撮った。
最後は日本の男子大学生の3人組だった。













その向かいの鏡張りの建物。
1987年当時、西側唯一のヒルトン・ホテルだったが、今もここで営業している。



ヒルトンホテル







































































午前いっぱいここで撮影し、川を渡り、ペスト地区へ。

























どこかで昼食をと思いビジネスマンやOLがいっぱい入っている店へ。
ビールとグヤーシュ(ハンガリーの定番料理)で昼食。
流行っている店だけあって美味しい。









店のトイレ、立ち位置はここ!













ボクはモデルではないといいながらも撮らせてくれた






さて午後の部である。

ドナウ川夜景

表紙へ

海外旅行目次へ