暑い午後


いったんホテルに戻り、ちょっと休憩。
フィルムの補充をして、再び外出。

ホテルの前の道を真っ直ぐ、ショッピングモールやホテルの横を歩いていく。
そして道を一本横切ると、住宅街になった。







住宅街といえば聞こえがいいが、バラックの小屋が立ち並ぶエリアになった。
マニラで感じたのが高層ビルの裏手や一筋外れただけでバラック街があることが多い。
そこは外部の者を拒む雰囲気がある。

今、私が歩いている道も大通りなのだけど、バラック街の住民からは「なんだ、こいつ」はという目で見られ、子供達は大勢集まってくるのだが、「マネー」と言って手を出してまとわりついてくる。

いつも左肩にかけているカメラをバックに片づけた。
カメラなんて出していたら、面倒に巻き込まれそうだ。
私はどんな国でもカメラを左肩にかけて歩くし、今までほとんどトラブル巻き込まれたことはなかった。
ただ、ここではカメラは出さないほうが良いと私の頭の中では警報が鳴っていた。
勘に従い、カメラをしまって物乞いの子供達を無視して足早に通り抜けた。

そして到着したのが動物園。













日曜の午後だし、家族連れやカップル、花の写真が撮れるかなと来てみた。
予想通り家族連れがいっぱい。













動物園は小規模でボタニカル・ガーデンという名称もついているので、植物園の中に動物がいるという感じである。
ぶらぶらと小一時間ほど動物園で写真を撮ったりしていたが、まだ15時すぎ。













日没までは時間がある。

動物園の隣にも大型ショッピングモールがあるので、「涼」を求めて店内へ。
そこの2階でマッサージを発見。
大部屋で、多くの人が椅子に座ってマッサージを受けている。
30分、100pの足裏マッサージをお願い。
盲しいた若い男が担当。
「どちらから」
「日本から」と答えると、
「友人にコンパニオンがいるけど紹介する。」など別の営業。
ハハハ、でも良い腕でしたよ。

さて足も軽くなったし、そろそろ夕刻。
マニラ湾へ向かいましょうか。
さて「マニラ湾の夕陽」は見ることができるか・・・?


マニラ湾の夕陽・・・リプライズ

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