久しぶりのカオサン通


タイ航空643便は、バンコク・スワンナブーム国際空港に着陸。

滑走路をタキシングしてブリッジに着くかなと思ったら駐機場でストップ。
「ええっ、沖止め!? 東京便の777だよ。」
小型機やローカル便ならまだしも、400人以上乗った便を沖止めとは。
タラップを降りてバスに乗って入国審査へ。

昨年9月に開港した空港、慣れ親しんだドンムアン空港と勝手が違うので戸惑ってしまう。
そしてパスポートコントロールは、すんごい行列。
「こりゃ1時間近くかかるな。」と覚悟を決める。
案の定、45分待ってやっと入国。
勝手がわからず、うろうろしてタクシー乗り場に向かう。

一般タクシーも定額制である。
高速代など含めて450B・・・結構高い。
ドンムアンからだったら300Bぐらいだったのにな。

バンコクはよく行くが定宿というのがない。
今回はどうしようかな・・・と考えていた。

12年前、マレー半島縦断した時はカオサン通りの安宿に泊まった。
以来カオサンには行っていない。

同じルートだし、カオサンもいいか・・・かなり変わったということも聞いている。
「カオサンは旅行者が集まる場所でバンコクではない。」という人もいるけど、旅行者が集まる雰囲気は好きだし。
お約束の渋滞にひっかかって50分近くかかってカオサンの入り口に到着。

もう17時前だよ。
もうちょっと早く着く予定だったのにな。

カオサン通に入っていくと、相変わらず賑やかだこと。
たぶん12年前と店はほとんど入れ替わっているのだろうけど、雰囲気は変わっていない。

(帰国してから過去の写真と比べると比較ならないほど賑やかになっている。記憶とはいい加減なものである。写真は12年前のカオサン)

あいかわらずバンコクの異郷だ、外国人旅行者がウロウロしている。

短い通りを端から端まで歩き、戻りながら宿探し。

前回泊まったホテルがあった場所は商業ビルとなっていた。

安宿といっても、この歳でドミトリーに泊まろうとは思わないのでエアコンとホットシャワーのシングルルームが最低条件。

300Bぐらいであるから安いもんだわ。

宿に荷物を置いて、ともかくマッサージ。
タイ式マッサージ、身体の筋を伸ばしてもらって極楽極楽。
カオサンの中にもマッサージ屋はアチコチにあるが「どの店が良い」というより「腕の良いマッサージ師に当たるかどうか」がポイント。
今日は腕の良い人に当たった。

マッサージでヘロヘロになって通りに出ると、すっかり陽も落ちて屋台が多くなっていた。

蟲を売っている屋台や、屋台のBARなんぞもある。

ネオンもそれなりの雰囲気。

ビア・シンを飲みながらオープンエアのレストランで食事するとやっと旅の気分がでてきた。

わずか1日にも満たないバンコク滞在。

明日から陸路で2000km先のシンガポールを目指す。

そう、南へ。



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