ぺトラへ


6時すぎバスターミナル。

6時30分ぺトラ行きを待っていた。

そこへ日本人のカップルが、窓口でなにやら話しているが埒が明かない様子。
「どうしたのですが?」と私が声をかけると。
「シリアに行くバスのチケットを買おうと。7時と8時があると聞いてきたのですが。」
「国際バスなら向かいですよ。私も明日シリアに行く予定です。」
「ありがとうございます。それでは先に行ってます。」と言って国際バスのチケット売り場に向かった。
私は言ってしまってから気がついた。「私は明日、シリアに行くのか?」













このぺトラ行きだが、実はアカバから行くほうが近い。
つまりアンマン−アカバ−ぺトラの位置関係は二等辺三角形で、一番長辺はアンマンーアカバ、短辺はアカバ−ぺトラとなる。

ただぺトラのホテルエリアと遺跡が遠いのとバスターミナルが会社ごとにバラバラなのでアカバから荷物持ってぺトラに行くと面倒だなと感じていた。
移動距離は長いしバスに乗り続けになることになるが楽な手段を選択した。
JETT社のバスは6時30分にヨルダンを出発して、約3時間でぺトラ着。
帰路は17時ぺトラを出発する。
それにバスターミナルは遺跡入り口前だから迷うこともない。
2/3はアカバへの道と重なるのだが。













出発して1時間後。
ドライブ・インで休憩していたら。
砂漠から羊と羊飼いが現れて、そして砂漠へと去っていった。































約3時間でぺトラ到着。













ぺトラ遺跡。

ここを有名にしたのは映画「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」の最後、聖杯がある神殿という設定で登場。
映画ではトルコの一地方にあることになっていたが。







遺跡の前の売店は映画にちなんだ名前が。
ライセンス料を払っていると思えないが。
ぺトラ遺跡は広大なエリアに広がっている2000年前のオアシス都市である。
ビジターセンターで入場料21JD(1日券)を払って入場。



















シークという一本道を歩いていく。
暑い、35度は越えてるはず。
「馬はどうだ。」「馬車は」と声をかけてくる。



















広い空間から、岩場の間を歩く細い道になっていく。
もう1km以上歩いただろうか。































ここらあたりから映画のシーンが思い出される。
歩くこと30分。







岩の間からチラッと見えた。
エル・ハズネだ。



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