8年ぶり


オリエンテ駅から地下鉄でロシオ駅へ。
地上に出ると見覚えのある広場にでた。
「え〜と、たしか道路を渡って一筋入ったところにレジデンスがあったはず。」と向かったら記憶どおりに2つ星のホテル「フロレセンテ」があった。
前回泊まったときより改装されてキレイになっている。
ところが満室。

明日からなら部屋が空くとのこと、予約をいれて今晩泊まる宿探しに。
ケーブルカーの線路に沿って一筋あがって右手にいくつかホテルが。
その1軒、スイソ・アトランティコへ。

ちょっと高そうだったがフロントで値段を聞くと意外に安い。
シングルは1部屋しかないし、それも1泊だけという条件であった。

カードキーをもらって部屋に行きスロットにカードを入れたが開かない。
「うん?」
カードの番号と部屋名はあっている。
「うん、どうして?」と思いフロントに戻り「部屋のドアが開かない」と言って一緒にきてもらった。
オヤジも開かないことを確認して、カードを持ってフロントに行き数分後にもどってきた。
「もう、大丈夫だ。」と言ってカードキーを差し込んだが、やっぱり開かない。
次にマスターキーを持ってきて開けたところ、部屋の中には荷物が置いてある。
「オキュパイド!」
あのなー、泊り客の部屋はまずいでしょう。
だから開かなかったんだ。
別の部屋にしてもらい(当たり前だ)、あらためてカードキーをもらった、ほんとに満室だったのかツインの小奇麗な部屋だった。
ともかく宿も決まったので街へ。

























目の前をケーブルカーが動いていく。
やはり絵になるなぁ。

























さきほどの「フロレセンテ」のある通りへ。
カフェやレストランが多く並んでいる繁華街である。
見覚えのある薬局や土産物屋も8年前の場所にある。








もう7時過ぎ、そろそろ晩ゴハン食べに行きましょうか。
ケーブルカーでバイロ・アルト地区へ。



















サン・ロケ教会によりもう一つのケーブルカー、ビッカ線を見に行って位置関係を思い出した。

























前回、よく行ったレストラン・・・店の名前を忘れてしまっているので記憶をたよりに歩いてみるが、どうも見当たらない。
しかたがないので人が多くいるレストランへ。














































































干し鱈をもどしてオーブンで焼いたバカリャウ・アサードとビールとワイン。













店を出るとすっかり陽も落ちて、街灯が灯る。
その光は柔らかく明るすぎず闇を残しながら石畳を照らし出す。
私がヨーロッパが好きなのは、この灯が好きなせいもある。



















ケーブルカーはこの時間でも満員で観光客を運んでいる。







道路を隔てた向かいにはハード・ロック・カフェが見える。
前回来た時にはなかったはず。
今までHRCには行ったことがないが、HRCのピンバッジを集めている友人がいるので土産買いがてら入ってみた。
残念ながら満席。
ピン・バッジだけを買ってHRCを出た。



















リスボン、落ち着いた良い街だ。
明日はゆるりと街歩きを楽しみましょうか。



4月25日橋のたもと へ

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