リトル・フラメンコ・ダンサー


今日も定刻どおりバスはコルドバに到着。
スペインらしくないといえば失礼だが、移動するものにとって正確なことはありがたい。市内のバスに乗り換えてユダヤ人街へ。
ここがメスキータなどを含めコルドバの観光の中心となる。
まだ昼なのに満室と2軒のホテルに断られ3軒目で決まった。







近くのカフェで昼食。
ガスパチョを注文。
トマトをベースとした冷たい野菜スープでアンダルシアの夏の料理。
野菜不足になりがちな旅でよく食べた。

隣のテーブルでは大家族が昼食をとっている。












グラナダ、コルドバと回ってみて、今はバカンスのオン・シーズンであり、アンダルシアは、その目的地の一つであることに気がついた。
今までも夏のヨーロッパは何度か行っているが、それは英国やドイツ、フランス北部などバカンスに出かけてしまっている国ばかりであった。













EU各国のナンバープレートをつけた車がとても多い。
だから、ちょっと小奇麗で安めのホテルは満室で断られることが、この先も続くことになる。

洗濯をしてホテルの屋上に干してメスキータに向かう。

ユダヤ人街は、細い道が迷路のように入り組んでいて地図を見ていても方向感覚がわからなくなり迷ってしまうことがある。
メスキータに到着。































ここもアルハンブラ宮殿と同じく、もとはイスラム教のモスクでありレコンキスタの後、キリスト教教会として今に至っている。
オレンジの庭とミナレット、そして協会内部は独特の構造になっている。
今日は教会内には入らず庭から見るだけにする。
立派なミナレットがランドマークとなる。













メスキータを出て「花の小道」を探す。
ここは路地の奥にあるパティオで花で飾られているということである。













スペインはこの時間は午睡のはずだが、観光客は私も含めて強い太陽の日差し下を歩いている。

その時、フラメンコの衣装を着た3人姉妹のファミリーとすれ違った。
「あっ、いいな!」と反応して数カットを撮った。







「花の小道」はメスキータの近くのはずなのに案の定間違えてしばらくウロウロして、やっと見つけることができた。
家と家との間、幅2mぐらいの路地を抜けると広場がある。


























そこには小さな池があった、そこでカップルが池の中に入って抱き合っていた。
観光客もいなくて暑いのはわかるが勘弁してほしいな。


















花の小道は、その名のとおり壁に鉢植えの花が飾ってあるのだが、枯れかけていたりしおれていたりして花をつけているのは少ない。
写真だと引きの写真でごまかすことができるけどね。









メスキータのミナレットも見ることができる。

その後も路地をウロウロしていたが暑くてばてて休憩と思いメスキータの回廊にむかった、入り口を入ってすぐのところで座ろうした時、例の3人姉妹が遊んでいた。
しばらく様子を見ていたが、とてもかわいい。
ご両親にカメラを見せて「撮ってよいか?」と許可をもらい撮らせてもらった。




































































3人とも良い表情している。
30分ほど、撮らせてもらった後、ご両親にモニターで写真を見せたところとても喜んでくれた。
お父さんのカメラで家族の記念写真も撮ってあげたし。
サヨナラをした後、気がついた。
「どこの国の人だろう?」
でも、そんなことはどうでもいいさ。



















気持ちの良い時間をすごさせてもらったことに感謝。



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