オリーブとヒマワリ


街にもどりヌエバ広場でランチ。

























この後の予定は無い。
ただ、ランチの後に絵葉書を書いたので、まずは郵便局かな。
アルハンブラ宮殿で買った絵葉書で、なんか感動したことを伝えたくて書いた。
ネットに書き込むことは可能だし、現にホテルにもパソコンはあるので使うことが可能である。
でも、私は旅に出ているときぐらいネットとは離れていたいし、以前はネットカフェに行って家族や友人に「生きてる。今、ドコドコにいる。」という消息メールを送ったりしていたが、今は携帯電話に直接やりとりできるのでネットカフェにも行かなくなった。

まぁ、ネットカフェにいくよりバルで飲んでいるほうが楽しいし。

それでは街歩きに行きましょうか。




























広場からメインストリートを南に向かい、市庁舎を過ぎて郵便局へ到着。
ハガキを投函して、さらに南へ。











































土曜日の午後といこともあり。
ショッピングエリアは地元の人たちでいっぱいである。
日差しは強いけど陰に入るととても涼しい。

喉が渇いたのでバルで休憩。






こんどは西へ
大聖堂を抜けてグラナダ駅までフラフラと歩く。

















































さすがに疲れたのホテルに戻って休憩しましょう。
ホテルはこの時間、ロビーで無料でコーヒーはお菓子のサービスがあるので本でも読みましょうか。



























夕方というか午後7時。
まだ日が高いので気分は午後3時ぐらいかな。
アラブストリートへ






































午後8時、やっと日が翳ってきた。
今日は歩き疲れたので展望台行きはなし。
おとなしく晩ゴハンにしましょう。
イカ墨のパエリアをいただきましょうか。











































このオネーチャンのパフォーマンスはいけてましたねぇ。
観客みんな大喜び。
ちゃんとチップ投げましたよ。

さて、明日はコルドバ。

























日曜の朝。
人気がまったくと言っていいほど無い。
さすがカトリックの国。
それでもバスはちゃんと来たので安心。






グラナダのバスターミナル。
一昨日グラナダに到着したとき、コルドバ行きのバスチケットを買っておいた。
そのせいなのかバスのシート番号は1番であった。
ちょうど運転席の真後ろに当たり正面がよく見える。
グラナダからコルドバまでは約150km、2時間の旅である。






バスは郊外に出ると乾燥したアンダルシア平原を走る。
道路の両サイドには延々とオリーブ畑が続いている。











ときおり村があらわれる。
白い村である。


再びオリーブ畑。







おっ、今、バスを抜いていったバイク、ウィリーしているよ。
100km/h近く出ているぞ。

オリーブ畑が切れると、収穫の終わったひまわり畑が続く。
6月ぐらいにくれば一面のヒマワリが見ることができるのだが残念ながら時期は終わり。

ヒマワリ畑を見ながら「アンダルシア幻花祭」(赤江爆) という短編小説を思い出していた。
詳しい筋は忘れたが、恋人がある日家を出ていった。何ヵ月後かに彼女に届いたハガキはアンダルシアからだった。
彼女がアンダルシアに行き彼の消息を訪ねて歩き、やっと最後に一緒だったスペイン人を捜し当てる。
そのスペイン人に彼の消息をただすと、ヒマワリ畑に連れていかれて、ヒマワリの根元を掘ったら彼の死体が埋まっていた。
それを見た彼女は「私を殺して!」と叫んで、青い空にヒマワリが揺れた。という小説である。
これだけの延々と続く満開のヒマワリ畑だと小説のシチュエーションもありなのかな、と。

11時、ほぼ定刻にコルドバのバスターミナルに到着。


リトル・フラメンコ・ダンサー へ

表紙へ

海外旅行目次へ