マドリード12時間


約3時間でマドリード着。
21時過ぎ、空はまだ明るい。
ヨーロッパの夏時間を久しぶりに実感。
マドリード・バラハス空港からホテルまでの移動をどうするか考えた。

20年前のマドリードも大概治安が悪いと言われていたが、近年、さらに悪くなっていると聞いていたので、「マドリードの治安」をネットで調べてみると、概ね「治安は良くないから注意しなさいよ。」というのが目に付いた。
ある個人サイトでFAQだったが、「空港から地下鉄やバスに乗るなんて無謀だ、泥棒に襲ってくださいと言っているようなものである。自分の安全を守りたかったらタクシーで直接いくべきだ。」などなど空港から公共交通機関使うなんて自分の身の安全を考えていないことである、と言う論調には呆れる反面、そこまでマドリードの治安って深刻なのかとも考えた。

タクシーだと空港送迎費を含めて25ユーロ(3,375円)ぐらい、地下鉄だと2ユーロ(270円)。
25ユーロが出せないわけではないが、早朝や深夜であればともかく空港を出たのが21時過ぎ、まだ空は明るい。
地下鉄乗り場には多くの旅行者が荷物を持って向かっていくので、流れにあわせるように私も当たり前のように地下鉄に向かった。30分後、グランビア駅に到着。
夜の繁華街を荷物持って歩いて、予約していたホテルもすぐ見つかりチェックイン。

日本から予約できた一番安いマドリード中心部の二つ星のオスタル。
毎度のことながらヨーロッパについた日は時差の関係で日本は早朝となる。







22時ということは日本時間の朝5時。マドリードへのフライトでは2時間ほど寝たが、徹夜した感覚で身体が重い。







もう少し起きていないと時差ボケも抜けないし、シャワーを浴びてカメラと財布だけを持って外に出た。

ホテルの前は歩行者優先道路になっていて多くの人が歩いている。

22時と言ってもスペインの感覚では宵の口で夜はこれからである。







グランビア通りまで出てみた。
お腹もすいたので、なにか軽く食べようと歩いていたらケバブ屋があった。
一番安いドネル・ケバブで6ユーロ。
「ケバブ一つで800円か。首都とはいえ高いなぁ。」
買えないわけではなかったが、ユーロは高いと感じた一瞬だった。







1ユーロは135円でなく、100円ぐらいの感覚でないと何もかも高く感じることになる。
結局ケバブは食べずバル(BAR)に入ってビールを一杯。
2ユーロ・・・これが一杯の目安かな。
カウンターにもたれてビールを飲んでいると眠くなってきた。













関空に向かうために家を出てから、ほぼ24時間。
やっぱり遠いわ。





































マドリード南バスターミナル。
9時30分グラナダ行きのバス。
現地到着は14時50分、約400kmを走る。



















9時30分定刻に出発。
昨晩、マドリード市内に着いたのが21時30分、マドリード滞在はちょうど12時間であった。



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