杭州旅情


 杭州に到着したときは、中国と中国人に疲れていました。こんなしんどい旅も初めてでした。
友人達と離れ一人で杭州に数日いると、ちょっと疲れが癒されるようでした。
やはり西湖や銭唐江など水辺だということもあり、2月に始めた旅も3月中旬になり春の気配がしてきたこともあり空気が柔らかくなってきたこともありました。
はじめて雨にも降られ「乾燥」しきった大地を旅してきた私にとってホッとしたことも事実です。
ただ、ここで私はドジを踏みました・・・銭唐江で蒸気機関車を撮影していたら公安に拘束されてしまいました。
 「橋」「駅」は軍事機密であり撮ってはダメらしいとは知っていましたが、前日同じ場所で撮影しても問題なかったし他の地域では何も言われなかったので気にもしませんでした、これだけ軍事衛星があるのに意味無いしと思っていました。
しかし拘束されても言葉が通じず、やっと日本語のしゃべる係官がきて尋問されフィルムは没収されてしまいました。
3時間程の拘束でしたが「何とかなるだろう」と思っていたので恐怖はなかったのですが、しかしフィルムを没収されたのには泣きました。
まぁ貴重な経験といえますが・・・もう経験したくありませんね・・・旅の終盤のハプニングでした。(^^;; 
 それと写真を見て気がついたのですがクロスフィルターを着けたまま旅をしていたんですね。今では絶対撮らない写真です(^^;;



西湖の砂州です・・・いかにも中国









中国へ来て初めての雨









霊隠寺にて







銭唐江のほとりの六和塔













モデルは必ずポーズ
カメラは勿論「海鴎」






車掌はほとんど女性






あまりスキャンが上手くいってません
























杭州飯店のドミトリー1泊3元だったと思います。
7年後に再訪したときはシャングリ・ラ・ホテルになっていて
もちろんドミトリーなんて無くなっていました(^^;;







西湖日没
今はこの構図ではまず撮りませんね
クロスフィルターが巧く利いています






ほとんど解放で撮っているのでクロスフィルターの効果が利きすぎ
光りが長くなり目障りですね























杭州駅・・・これも軍事施設(^^;;
上海に戻ります






銭唐江を渡るSL・・・事件の前日の写真です。

北京悠々へ

 
表紙へ

海外旅行目次に戻る