西表島へ


4月の与那国、八重山の旅を終えた後、7月の旅の行き先を考えていた。
コロナ禍は3年目に入り、経済優先政策を優先することで行動が緩和されてきた。海外へもほぼ行けるようになってきたが、帰国前3日のPCR検査でひっかかると搭乗できないばかりか10日間現地で足止めとなってしまう。
そのため航空券の買い換え、滞在費もすべて自費である。
万が一ひっかかると、帰国後の仕事に影響する。ましてフリーランスのカメラマンのためクライアントに迷惑かけるだけでなく信用を失いかねない。
このルールがなくならないとリスク承知で海外に行くのが難しい。(9月7日この制度も解除された)
やはり沖縄か。

実は9月に写真展を行う。前回の写真展は2021年1月のため、それ以降、もちろん海外渡航はできていない。
一部屋は過去の海外の写真を差し替えて展示し、今回はもう一部屋を使えるので、そちらに沖縄の写真を展示しようと考えた。
沖縄、特に八重山はここ数年10回以上訪問している。
写真は充分にストックはある。

2017年以降の八重山の写真をチェックしていると、一つ島が抜けている。
西表島である。
この島に行ったのは2004年でそれ以降は行っていない。
当時はフィルムカメラなのでフィルム写真も悪くないなとチェックしていたが、雨だったこともあり今一つである。わざわざプリントで見せる写真ではない。
石垣島、波照間島、竹富島、小浜島、黒島、由布島、与那国島はそれぞれにプリント候補の写真は充分にある。
西表島だけないのも画竜点睛を欠くなぁ。
当初は沖縄本島の座間味が美しいを聞いていたので久しぶりに本島へ行くのもありかなと考えていたが、結局、西表島と竹富島に行くことにした。
前振りが長くなった。













7月11日、高槻発7時のはるか3号で関西空港へ。
4月のときは高槻発7時30分のはるか5号で行った(これで充分搭乗時間に間に合う)が、天王寺駅での線路トラブルで見事に飛行機に乗り遅れるという結果となった。
今回は念のため一本早い電車とした。
今日は定刻に関西空港到着。
ラウンジで朝食と朝ビールのあと搭乗ゲートへ。
ANA1747関空-石垣便、9時45分発。
コロナ禍になって2年半、海外にまともに行ける状況ではないため、このフライトが最も乗っている。
搭乗順も、この2年は「後列から」とか細かく分けて案内していたが、今日は元の形に戻っている。
飛行機の搭乗一つとっても日常に戻り始めている。







ANA1747便は定刻に離陸。
機内は満席、これだけ人が乗っている1747便は3年ぶり。
子連れも多く、みんなリゾートスタイルである。
定刻12時10分、快晴の石垣空港に着陸。
手荷物をピックアップしてバス乗り場へ。
12時30分の石垣バスターミナル行きのバスに乗車。
石垣島離島ターミナルまで40分。
西表島上原港行きは13時30分。
大丈夫、間に合う。
この島では道路を塞ぐ事故でもない限り渋滞というのはないのでまず遅れることはない。これに乗り遅れると15時20分まで待たなければならない。
チケットはすでにネットで購入済みである。
ネットだと割引があるので、最近はこちらを利用している。



























こちらは与那国島行きフェリー











13時10分離島ターミナルに到着。
今日はいつものマグロ屋に行っている時間がないため、売店でスパムのおにぎりとオリオンビールで昼食。
それと離島用に非常食の沖縄そばのカップ麺2つと八重泉(泡盛)2合瓶1本購入。
八重山の離島にはコンビニはない、地域に販売所や商店はあるが営業時間を外してしまうと何も買えない。
飲食店はあるが、どの島も観光客に対して数が少ないため常に予約でいっぱいのため、フリの客は入れないことが多い。
今回の宿は朝食はあるが、夕食はない。
今までも、何度か食べそびれたw
特にコロナ禍の2年間は、緊急事態宣言が出ていない期間でも店を閉めているケースがあった。
自衛である。



















13時30分、西表島上原港行き出港。
約1時間で到着。
6時30分に家を出て14時30分到着。
8時間かかった、さすがに遠いわw



カンピラ荘

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