久部良の夜


今回の宿は民宿もすら。


部屋は10室。
バス、トイレは共同。
共同の広いスペースがあり、キッチンや冷蔵庫、電子レンジ、トースター、湯沸かしが設置されている。
また棚にはカップ麺、レトルトカレーや缶詰、パックごはんまである。
発泡酒と酎ハイも冷蔵庫に入っている
カップ麺やレトルトカレー、アルコール飲料は200円。
コーヒー、紅茶は無料。
朝食は冷蔵庫に入っている食パンをトースターで焼いて、ジャムやマーガリンも冷蔵庫に入っている。
棚の食品はとてもありがたい。
まず沖縄の離島にはコンビニはない。共同購入所があるが、ここも早い時間に閉まってしまう。
また観光客の数に対して飲食店も少なく、へたをすると食べそびれてしまう。
沖縄料理を食べる前に食事の確保が大事である。
離島にくる旅人はこのことをよくわかっていて、離島になれている人は朝夕2食付きで予約するか、それが無理であれば非常用に食料を持参する人が多い。
私も離島に行く時はカップ麺やカロリーメイト、泡盛などキャリーバックの片隅に入れている。

すでに19時30分。
宿の主人からは飲食店に行くときは電話をして確認して行ってくださいと言われている。2件電話したが出ない。
固定電話でなく携帯電話なので出ることができないのかもしれない。

ともかく店に行こう。
ここは島の西側の久部良という集落、居酒屋など営業している店は5店舗。
1件目の「海響」は満席、2件目の「てぃだん」も満席で次に向かおうと店をでたら「席が空いた」とのこと。





































なんとか食べる事ができそうだ。
シーズンオフでこれだと、オンシーズンはたいへんだ。
与那国の島魚は「かじき」
流石に料理法は多い、モツの酢の物など食べたいが一人なので刺身で。
さすがにスーパーの解凍モノとは味がちがう。
うんまい!
島らっきょうの天ぷらと泡盛をいただき、締めは塩焼きそば。
出てきて気がついたが、沖縄そばを使っているので、本土の焼きそばと食感がちがう。
これは美味しい。
ご馳走さまでした。
少し酔ってふらふらと宿に戻る。







共同スペースでこの島に長期滞在している女性やダイビングに来ている人達と話をする。沖縄の離島にきて民宿に泊まる人達は年齢性別に関係無く一人旅でリピーターが多い。
与那国島初めての私にとって参考になる話が多い。
夜はふけていく。


与那国島一周

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