ジンギスカンと焼酎


夕食、すすきののジンギスカン料理店「だるま」へ。
市内に数店あるが、どこも列ができる人気店である。
4.4店に行くと予想どおり列無しですぐ入ることができた。
生ラムのジンギスカンはとても美味しく、ナポリンという北海道ローカル飲料のサワーなどいただき満足して店を出た。



















ここに来る途中、横断歩道で信号待ちをしていたとき、私たちの後ろに人が立った。
「いちいちマスクなんかしてられない」など聞こえてきたので、振り返ると5人の若い女性がマスクをせずに大きな声でしゃべっている。
また、だるまの向かいはキャバクラなどの風俗店が並んでいる、どの店も女性がマスク無しで呼び込みをしている。
札幌のコロナの陽性者はすすきのが多いのに大丈夫なのか。

だるまを出た後、知人の佐々木城さんの店「El Cajon」に向かう。
焼酎を中心とした店であり、約1年ぶりの訪問である。
妻は初めてである。
城さんとは6年前たまたま札幌の飲み屋で知り合い、Facebookで繋がりを持ったのである。
店にお伺いするのは今回で3回目である。
雑居ビルのエレベーターを降りて店にいくと扉は開け放してあり、入り口にはアルコール消毒液が置いてある。













いつも連絡せずに突然行って驚かすことにしている。
店に入ると客はなく、城さんはソファーに座って作業をしていた。
「城さん、お久しぶりです。大阪の小河です」と声を掛けると驚いて立ち上がった。
「こちら来られていたのですね」
「いつものように驚かそうと思いまして」
妻を紹介してお勧めの焼酎をいただいた。













城さんと私はほぼ同じ頃、同じ業界で仕事していたため時代を共有している。
そのため話が合うのである。
カウンターもシールドがありコロナ対策もちゃんとしている。
「そういえば、先ほど若い女の子達がマスクせずにしゃべりながら歩いていたし、風俗店は呼び込みしていたし、大丈夫かなぁ」と話すと
「いや大丈夫じゃないですよ。すすきのから陽性者多く出ているし、ちゃんと対応しないとダメです。また営業規制がかかったら店がもたないですよ」
中島みゆきの話、ウニはどこで食べたら良いかと雑談して、次のお客さんが来られたので店をでた。
「城さんありがとうございました。とても楽しかったですよ。」
土曜日夜とは思えないほど人がいないすすきのを歩いてホテルに戻った。

富良野

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