シン・カフェにて


ベンタイン市場の前を抜けて、約10分。
ファングーラオ通に到着。
シン・カフェはシン・ツーリストと名称が変わっていた。







店内の料金表でカントー行きのチケット代が195,000D(=930円)と確認して、カウンターに行き「カントー行きのバスチケットを欲しい」と言うと、「ここでは売っていない。ここへ行ってください」と素っ気ない返事。
「どういうこと。料金表に載っているじゃない」
「ここでは売っていません」
結局、チケットを売っているであろう場所の住所を渡された。
住所を確認すると今いる場所からかなり遠い。

ともかく外に出た。
ファングーラオ通は今でもバックパッカーが多く集まるエリアであり、旅行代理店もシン・トラベルだけではない。
向かいの一軒間口のサンセット・ツアーズに入ると若い女性がカウンターに座っていた。「明日のカントー行きのバスチケットありますか?」
「もちろん。1時間ごとにあるので、何時のバスがいい?」
「それじゃ、10時発のバスで」
「OK、じゃ明日の9時45分にここに来て」とバウチャーを発行してくれた。
220,000D(=1,050円)、シン・トラベルより高いが即発行してくれたのでOKでしょう、100円程度しか変わらないし。









手際よくバウチャーを発券してくれたお姉さん






無事チケット買えたこともあり、カフェで休憩。
ビールとフォー・ガー。







雨を見ながら、19年前にこの界隈のゲストハウスに泊まり、6年前、19年前そのゲストハウスの小学生だったお嬢さんとここで再会したのである。
降り続ける雨を見ながら、そんなこと思い出していた。
手元のタブレットで過去の旅行記にアクセスすれば詳細はわかるが、そんなことをする気もない。
肌で感じているだけで充分である。
雨も小やみになったので、ホテルに戻る。













夕方、帰宅ラッシュ、ものすごいバイクの数である。
6年前よりさらに増えたのではないか。



















その道端では、屋台が営業している。
そして先ほどの広場に戻ってきた。













雨も上がり、広場の先にはホーチミン市人民委員会庁舎が見えている、ということは手前にはホーチミン像があるはず。
道路や建物をぶち抜いて広場にしてしまったのか。
大胆というか荒っぽいというか、成長著しいベトナムらしい。





































夕食、どこで食べようかと店を探すが、ホテル界隈の定食屋はほとんどなくなっている。そして、やたらマッサージの呼び込みが増えた。
高級レストランばかりになり、これといった店が見つからない。
ホテルの近く、ビルの2階にMON HUEというフエ料理店にした。
6年前に行ったフエで食べた料理もあった。

























リーズナブルな料金であった、そして美味しかった。

























さて明日はカントーへ


サイゴンの朝

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