早朝のダルバール広場
早朝、再びダルバール広場へ。
この街の朝は早い。
すでに多くの人たちが動き始めている。
1986年のダルバール広場周辺
昨日と比較すると冷静な目で地震の爪痕を見ることができる。
寺院は耐震を考慮せず、レンガを積んだだけの構造物である。
強い地震がくればひとたまりも無い。
朝の斜光線のなか浮かびあがる建物はどれも美しい。
修復にはお金も技術も必要である。
日本も技術援助をしているが、何せ財政が厳しい国である。
時間がかかるのはやむをえないであろう。
2016年8月にはミャンマーで大きな地震があり北部バガンの遺跡が被害を受けている。
日本でも地震で熊本城が崩壊している。
まず人の救済が最優先事項になるため、遺跡等の修復などは後回しになる。
まして途上国であれば手が回らないのが現状であろう。
そろそろ朝食をとるためホテルに戻ろう。
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