ポカラへ


30年前はツアーのバンで7時間かけてポカラに向かった。
カトマンズ-ポカラ間200kmは、道路状況がまったく変わっていないため今も7時間かかる。
7時間もバスに乗るのは遠慮したいので、25分の飛行機を選択。












































この街の朝は早い。
6時過ぎだというのに多くの人が一日の活動を始めている。
昨夜の雨もあがり、タメルを一回りする。
やはり無意識に30年前をトレースしている。









30年前とまったく変わっていないような気がする











































インドでも同じ光景を見たような







メイン・ストリートのカンティ・パス・・・まだ車は少ない







ラーニーポカリ・・・周辺の水は干上がっている







正面から


















仕事だけではなく通学の子供たちも多く見かける。














朝食は泊まったホテルではなくチェックインしたホテルで。
ホテルの責任者であろう彼女は、「昨日はすまなかった。ポカラから戻ってきて、このホテルに戻ってきてくれたらアップグレードするから。」と言ってくれた。
嬉しい心遣いだが、3日後のホテルは予約しているため残念ながら彼女の気持ちに応えることはできない。
このホテルのすぐ近くなのだけどね。















アップグレードするからと言ってくれた彼女

1時間前には空港に到着するようホテルをチェックアウト。
国内線ターミナルまでタクシーで700ルピー。
空港に着くと長蛇の列。
空港内に入るためのセキュリティ・チェックを1人でやっているので時間がかかっている。





















右下の記念撮影の団体はヒマラヤ観光フライトから戻ってきた観光客







空港内に入るまでがたいへん

なんとか空港内に入りシムリック航空のカウンターへ。
カトマンズ-ポカラ間にはイエティ(雪男)航空、ブッダ(仏陀)・エアーなどネパールらしい航空会社が飛んでいる。
どれの20人前後しか乗ることができない小型機ばかりである。
チェックインの時、機内預けの荷物と持ち込み荷物の重量を測ったのち、体重を聞かれた。
何のため?
飛行機に載せる荷物と人の総重量を計算するためである。
小型機のため積載量によって給油する量を決めるのだろう。









シムリック航空チェックイン・カウンター







手書きのボーディング・パス






























バスで飛行機まで。
国際線は777や737など見慣れた飛行機であるが、国内線は小型機がところ狭しと並んでいる。
どれも20人程度の定員の飛行機ばかりである。









正面はロイヤルネパール航空B757













小型機がずらずらと






この狭い飛行機にもCAが乗っていて、離陸前には飴や耳栓用の綿を配り、フライト中にはジュースを配るなど25分のフライトで大忙しである。
自由席のため、翼が写り込まない右側後方の席を確保。
操縦席も丸見えである。
飛行機は軽々と離陸し、水平飛行にうつった。
本来であれば右側にヒマラヤが見えるはずであるが、残念ながら雲などで見えない。



















この時期は早朝しか見ることができないと聞いていたが、そのとおりであった。
そのためヒマラヤ観光フライトも早朝のみの実施となっている。
25分でポカラ空港に着陸。
30年前は原っぱに一本の滑走路だけだったが、だいぶ、空港らしくなっている。



ヒマラヤは見えず







ポカラ到着



















30年前のポカラ空港
奥の赤い屋根が空港の建物、空港は画面中央を横切っている。
原っぱのなかに空港がある。







バゲッジクレームと言っても荷車から直接ピックアップするのはご愛嬌。
ポカラ到着。
ここから見てもポカラの町が変わっているのはよくわかる。



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