雨のタメルストリート
30年ぶりという感慨もなく、とりあえずダルバール広場に向かって歩き始めた。
しばらく歩くとポツポツと雨が降り始めた。
埃っぽい街がしっとりとした街になってきた。
ホテルの前でお手製ブランコで遊ぶ子供たち
道路事情は悪い
タコ足どころではない電線
カトマンズには雨が似合うなと思いつつ歩いていた。
30年経ち、街は大きく変わっているはずなのだが、記憶とさほどずれはない。
東南アジア諸国の首都や主要都市は数年行かないと大きく変貌しているところがほとんどであるが、カトマンズは車やバイクは増えたもののあまり変化していないように見える。タメルを歩いている限り2年前の地震の被害も見ることはない。
少女と猫の後をついていくと
今でも子供が店を手伝っている
鶏屋
肉屋
路上の八百屋・・・これも変わっていない
写真を撮りながら歩いていると、雨足が強くなってきた。
あっという間に土砂降りとなり、すぐ水溜りができた。
道路は川になり歩くのもままならない。
傘はまったく役に立たない。
幹線道路でこの状態
ダルバール広場へ行くのもままならない、ホテルに引き返すことにしたが来た道は川となっていて戻れない。
サンダルに履き替えずスニーカーのまま出てきたので水の中は歩きたくない。
Googleマップを頼りに川になった道を迂回し、雨宿りをしながらホテルに戻った。
全身ずぶぬれである。
夕刻、雨も上がり食事へ。
モモとマトンカレー。
途中で店のサービスでローカル酒であるチャンをサービスしてくれた。
チャンを嘗めるとネパールへ来たなという気分になってきた。
店を出ると水と土の匂い。
やっと30年前の記憶が蘇ってきた。
明日はポカラへ。
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