キューバのコーヒー


特にどこに行くあては無い。
ただ、暑さと時差ボケであまりよく眠っていないこともあり、完全に夏バテ状態である。体重計に乗ったわけではないが、おそらく2kgは減っているであろう。
どんな国にいっても夏バテはしないのだが、さすがに寝不足で連日炎天下のなか歩いているとてきめんである。
17時過ぎだいぶ陽も傾いてきたので外に出る。

















































とりあえずビエハ広場へ。
生ビールを注文。
今日の相席はプエルトリコからのカップル。
たわいもない話をして席を立った。































広場の向かいのカフェへ。
ここでお土産用に焙煎した豆を250gを2袋挽かずに豆のままで購入。1つは自分用、1つはいつも豆を買っている高槻のコーヒーハウス用である。
となりのジャマイカはブルーマウンテンの産地であるため、キューバも同様であると思い込んでいた。
この店で飲んだのはカプチーノやエスプレッソで通常のストレートでは飲んでいない。











































帰国後、コーヒーハウスに豆を届けて、後日、店に行くと。
「ogawaさん、この豆はロブスター種ですね」
「あれ、アラビカ種でないのですか?」
コーヒー豆は大きく分けてアラビカ種とロブスター種の2種類である。
アラビカ種は香りがよく味もそれぞれ個性がある。ブルーマウンテンやグアテマラなどがそうであるが。高木であり生産量が少なめである
一方、ロブスター種は生産量が多く、低木のため栽培しやすいのが特徴である。但し、味はアラビカ種よりやや劣る。ベトナム産で香りをつけたコーヒーはこの種である。
一杯淹れてもらい飲んだところ、とても香ばしいが味が軽い。
「ほんとだ。現地でストレート飲んでいなかったので気がつきませんでした。自分の分はまだ挽いていないのです。隣がジャマイカなのでてっきりアラビカ種を思い込んでいました」
「何人かにお勧めしましたが、こちらのほうが香ばしいので好きだというお客さんもいらっしゃいました」
後日、自分用の豆を挽いて、毎朝ストレートで飲んでいた。
たしかに香ばしいが味が軽く単調なため数日後には飽きてしまった。
豆を買うときはそんなことは知る由もなかった。

















































そして日没。
夕食は3日前と同じ店で。
リゾットを注文したが、量が多く、食欲も無いため残してしまった。
水分(アルコール)ばかりとっている。



いつもの店へ
























典型的な夏バテの症状である。
ともかく今夜は眠れますように。


SLとシュールな射的屋

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