旅の終わり~旅のスタイル


本日のフライトは午後。
動けるのは午前中のみ。
結局、アルファマ地区へ。



















昨日より先のサン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会横の広場で開催されて泥棒市へ。
泥棒市は毎火曜と土曜の開催。
今日は火曜日である。
会場はまだ始まったばかりで客もまばらである。
それでも午後からは身動きもままならないほど人が集まるらしい。















どこも開店準備中








午後からはここを人が埋め尽くす












ヨーロッパでノミの市やガラクタ市はあちこちで行ったことがあるが、ほんと、買う人がいるのかと思う「骨董屋」も多くみかける。
と書いてみて京都で毎月21日に開催される東寺の「弘法」、25日に開催される北野天満宮の「天神」も同じだと思い出した。
さして欲しいものがあるわけではないのでブラブラと見て回るだけである。
それもカメラとなると旧ソ連製などがあり、かなり興味を引くが、ほとんど動かないため買っても文鎮ぐらいしか使い道がない。



興味あるカメラもあるが、ほとんど動かない




































小一時間ほどぶらついた後、少し道をもどり、カフェへ。
ここは市電が細い路地を走り抜けているポイントとなっている。
しばらく撮影。
鉄道ファンではないが、電車や飛行機を撮るのは好きである。
やはり初めてカメラを持って撮ったのが、廃止寸前の蒸気機関車というのもあり条件反射でというとこだろうか。















一種、撮影ポイント。
単線の両面通行である。
























そのまま歩いて行くと、カテドラルの前にでてテージョ川を見渡すことができる展望台へ。
アルファマ地区を抜けてロシオ広場へ。
さて、この旅もこれで終了。













帰国のフライトは14時20分のため、12時20分には空港に着いている必要がある。
国際線は50分前が手続き締め切りとなるが、やはり2時間前に行っておくほうが、たとえ空港への交通機関に遅延が発生しても対応できる。
エコノミークラスであろうとビジネスクラスであろうといつも2時間前に到着するようにしている。







散々気乗りしない、帰ろうかなどと後ろ向きであった旅も、後半でようやく吹っ切れた。そのことはすでにこの旅行記で散々触れているので割愛するが、やはりこの旅行記のホームページを作成するのも、いつもより時間がかかった。
夏の10日程度の旅行記は9月にスタートして、おおよそ半年で終わらすが、今回はGWをまたいでしまった。
仕事があるので休日にしか作成できないが、それでも時間がかかりすぎた。
記憶が薄れてきて、写真を見ながら行動を思い出す始末である。
旅行そのものは楽しかったし、写真も好きなだけ撮ることができた。



リスボン空港


















このホームページでアップしている旅行記は65編、もちろんアップしていない旅行記もあり、近年は香港や台湾など短期で近場はFacebookのみでというケースもある。
おそらくプライベートで100回以上は海外を旅しているはずである。
それも同じスタイル同じ考えで30年続ければマンネリ化し、パターン化してしまうわけである。
そうすれば好奇心も摩耗してしてしまう。
ましてネットのおかげでチケット予約から現地情報までパソコンやタブレット一つでできてしまう。行く前から満腹状態である。
でも「旅」と「写真」は私にとって切っても切り離せないものである。
だから、もう少し旅への考えを変えてスタイルを変えようということでこの旅行記を締めることにする。



ミュンヘン空港にて

























もちろん、リスボン空港から搭乗するときにいつもの台詞「そうさ、またくるさ」は忘れず呟いた。

2016.8.6~17


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