ロシオ駅裏にて


そして夕刻、三度ロシオ駅の裏へ。
今日もOUQUEへ。
3日も続けて通えば、すっかり顔を覚えられてしまった。
お勧めのペールエールで。









私の顔を見るなり「今日はペールエールが良い」と店主







たしかに言うだけのことはあった
風味が豊かでほんのり甘く、そして苦みが・・・私の好みである


















そして100m下がったところのレストランへ。
こちらもウェイターと目が合うなり、腕を引っ張られて席に座らせられた。
同じ都市に滞在にして毎日同じ店でなく違う店に行くのも旅の楽しみであるが、一人旅だと食べる量も限られているし、盛装して星付きのレストランへ行くこともない。
2日、3日と通えば通りすがりの旅人とはいえ覚えてもらい、居心地のよい場所となる。
一定以上のレベルであれば同じ店に行くし、外したなと思えば当然翌日は別の店に行く。今宵は腸詰めと蛸のリゾットで。



今日もテーブルは傾いている



















先ほどいたサン・ジョルジェ城が夕陽に照らされている。
ワインを飲みながら建物の合間から見る風景はいいものである。































食後、地下鉄の駅まで歩いて行くと、カーブルカーの乗り場にでた。
けっこう遅い時間にもかかわらず、多くの人が待っている。
以前、来た時、この線路沿いのホテルに泊まったが、この時間、それほど人がいた記憶がない。
今回リスボンに来てみて格段に旅行者が増えている。
おそらくパリやブリュッセルでのISのテロ、シリア難民の受け入れの問題などヨーロッパが揺れているなか、首都であってもヨーロッパの田舎であるリスボンは「安全」であると思われているのだろうか、推察してみる。










































さてホテルに戻ろう。



旅の終わり~旅のスタイル

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