そして再びのロカ岬


ロシオ駅から昨日と同じ電車でシントラへ。
今日も乗客は多いが、昨日のようなラッシュ状態ではない。



朝食を中庭でいただく






シントラ駅到着後、昨日とは逆方向のバス停へ。
ここからはロカ岬に向かうバスが出ている。
バスで約40分、ロカ岬に到着。



山道を越えていく






ロカ岬・・・ユーラシア大陸最西端に位置する。
ポルトガルの大詩人カモンエスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』の第三節の冒頭「AQUI・・・ONED A TERRA SE ACABA E O MARCMECA ~ここで地果て、ここより海はじまる~」と詠まれている。
「ユーラシア大陸最西端到達記念証明書」を発行してくれる案内所の横を歩いていくと、岬に出ることができる。
前回、この証明書を発行してもらっているので今回は不要、まっすぐ岬へ。



















そこには十字架と「ここで地果て、ここより海はじまる」と刻まれた石版を埋め込んだ碑が建てられている。

ユーラシア大陸最南端はマレーシア半島のタンジュン ピアイ、最北端はロシアのチュリンスキン岬、最東端はロシアのテジニョフ岬、そして最西端はロカ岬である。
ロシア国内に位置する最北端と最東端は旅行者が行くのは難しく、タンジュン・ピアイとロカ岬が旅行者の行くことが可能な土地である。
雲ひとつない蒼い空と穏やかな青い海が水平線で溶け合っている。
松岡直也の「午後の水平線」のメロディーが脳内でリピートしている。













15年前に来たときも快晴であったが、とても風が強かったことを覚えている。
今日は風もなく静かである。
観光客が次々とやってくる。

ここでも中国語が多く聞こえてくる。
15年前ポルトガルでは日本人を含めて東洋人をほとんど見なかったが、隔世の感がある。
ヨットがポツンと浮かんでいる。

大西洋の先はアメリカ大陸である。
飛行機で飛べば6時間程である。
アメリカ大陸に行ったことがないためか、旅をしたい気分が湧いてきた。
今回の旅はネガティブな気分がぬけ切れなかったが、大西洋をみたことで新たな旅にでたい気分になった。

カスカイス行きのバスは11時のため、滞在は1時間弱であったが、充分満足である。









ここでもポケモンGo!


















バスは山道をうねるように走り、約30分でカスカイスに到着。


コスタ・ド・ソル

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