シントラの派手な宮殿


シントラ。
リスボンから約30km西に位置している。









ホテルの朝食は庭で食べる事ができる













4分前に電車は出発・・・乗り遅れた













しかたなく駅周辺で時間つぶしに撮影












電車は20分に一本程度シントラ行があるという情報だったので、9時5分ロシオ駅に行くと、9時1分発の電車が出たばかりで、次は10時1分との表示。
「ええっ!?日曜日なので電車の本数が少ないのか?」
仕方がない、結局、駅周辺で時間をつぶして駅へ。
すでに多くの人が乗車している。出発時には車内はラッシュアワー状態となった。幸い、座れたからよかったものの、ぎりぎりに乗車したら立ったままシントラへとなっていた。



















約1時間でシントラ到着。
ホームは歩くのもままならないほどの人である。
ペーナ宮殿行きのバスは満員の乗客で出発したが、自家用車も多いためなかなか進まない。
どこの国の観光地も同じである。
市街地を抜けると渋滞も解消しスムーズに走り始めた。



駅を出ることもままならない


















ペーナ宮殿。
フェリディナントⅡ世は、シンデレラ城のモデルになったドイツのノイシュバンシュタイン城を建設したルードウィッヒⅡ世のいとこにあたる。
まったく同じ「血」が流れている。
1885年完成。つい130年前のことである。
産業革命が起こり、近代化に向けて加速していた時代に、このような建築物を建てること自体どこか浮き世離れしている。





















坂道が続くため宮殿行きのバスも運行されている


















入場券を購入し宮殿へ。
坂道を上っていくとカラフルな建物が見えてきた。
15年前に来たとき入場した記憶がほとんどない、当時の旅行記を見ると、入り口でカメラを預けさせられたという記載がある。
そのため宮殿内の写真が全くない。
→2001年の旅行記「サウダーデの国と女王陛下の国」の「緑の中の世界遺産
おそらく15年前はまだフィルムカメラがメインでデジタルカメラも出始めで、ましてスマートフォンもなかった時代。
フィルムのコンパクトカメラはストロボが自動発光のものが多く、光で展示物が変質を防ぐため禁止されているtことが多かったが、現在のデジカメやスマートフォンではストロボも光ることが少ないため写真撮影可となったのだろう。

宮殿内を回っていくが、よくぞイスラム、ゴシック、ルネッサンスとこれだけ様式を入れ込んだものである。
いいとこ取りで本来であれば全体のバランスが崩れるところをギリギリのところで保っている。


































































































ひととおり宮殿を回り、庭園へ。
というか森と言ってよい。
やはり宮殿と同様、よく整備されている。
宮殿全体を見ることができるポイントがある。
前回はそこへ行かなかったが、今回は森の中を20分程歩きポイントへ。
遠目で見ると、コンパクトに纏まっている。
面白い。











































その後、庭園をぐるりと歩き宮殿を後にした。
山を下りて王宮を遠目に見てリスボンに戻る。







































こちらは王宮










































また、ここの周辺で行きたいところもあるが、それはまた明日。



グルベンキアン美術館と鰯の塩焼き

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