ケーブルカーとクラフトビール


そしてバイロ・アルト地区へ。
リスボンに着いて半日も経っていないが、一番驚いたのがトゥクトゥク(オートリキシャ)が至る所で走っていること
「ここはバンコクかデリーか!?」と一人で突っ込んでいた。
誰かが輸入してヒットしたのであろう。
ガソリン車だけでなく電気自動車タイプもあるようだ。



















さて、リスボン名物ケーブルカー、市内3ヵ所で運行されている。
特にバイロアルト地区ビッカ線のケーブルカーが遠くにテージョ川を見ることができ、古い建物とマッチして好きなのである。が、しかし車体が落書きだらけである。
6年前の写真を比較するとよくわかる。
これはこれで面白いが、観光用写真としては使えない。
落書きが絶えないので、定期的に塗り直しているとのこと。



落書きだらけ(笑)







6年前はきれいなものでした






























バイロアルト地区から歩いて、もう一つのケーブルカーのグロリア線に向かう。途中、サン・ロケ教会に立ち寄る。
グロリア線のケーブルカーも予想どおり落書きだらけ。













































こちらも落書きで埋め尽くされている



















出発!












さて、夕食はロシオ駅の裏側の道にオープンエアのレストランが何軒かあり、ここの一軒がお気に入りである。
記憶をたよりに店に向かって歩いていると、途中にクラフトビールのBARが。
入ると自家製のビールの種類と値段が黒板に書かれている。
どれも飲みたいが、ここはバーテンダーお勧めのエールを注文。
一口飲むとふくよかな香りと優しい苦みが口の中に広がり、その後から甘みがやってくる。
これは美味いは!
このような店は大歓迎である。
結局、リスボン滞在中、毎日通うことになる。















ふくよかなエール






さてお目当ての店、ここからサン・ジョルジュ城が夕焼けに染まるのを見ることができる。
オーナーが見当たらないが、迷わず座る。
テーブルが傾いているのもご愛敬で。
スープとシーフードリゾットそして白ワイン。









写真が傾いているのではなく、テーブルが傾いている























































夕刻の市内






食後、ロシオ駅前の広場で一人でギター演奏のパフォーマンス。曲はドゥービーブラザーズのロング・トレイン・ランニングだが、正直、下手。
聴衆は少女一人。その少女の踊りのほうが上手かった。







夜のロシオ広場。
半日でリスボン市内を駆け足で回ったが、ともかく観光客が増えた。
街としてはよいのだろうが、先にも書いたが、ヨーロッパの田舎の首都というのんびりとした雰囲気は感じられなくなった。

























明日は郊外へ。



シントラの派手な宮殿

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