快晴のドゥブロヴニク


ロケは無事終わったようである。
今朝は雲があるが、空はかなり明るい。
そろそろ晴れるのではないだろうか。
早朝の旧市街は観光地の姿ではなく、人々が住む普通の姿を見せている。




































































































































そして晴れた。
6日ぶりの晴天である。
海の色が違う。
「アドリア海の真珠」と呼ばれるにふさわしい美しさである。

























STAR WARSのロケは後片付けに入っている。
ザグレブ行きのフライトは12時30分、11時30分にバスターミナルから空港行きのシャトルバスが出る。
午前中、少し時間がある。













実はドゥブロヴニク旧市街もボスニアの内戦の被害にあっている。
ここはボスニア・ヘルツェゴビナとの国境に近い街であるため、ボスニア側からの攻撃が着弾し被害を受けている。
その記録も展示されている。



















晴れたので昨日雨で終わった城壁めぐりに行こうと受付に行ったが、ドゥブロヴニク・カードでは1回限りということで入場料は別途必要とのこと。
昨日、天気が悪化したとはいえ一周しているし、写真は撮りたいが、再度入場料金を払ってまでとは思わない。



















港に出て対岸を見ると、映画「魔女の宅急便」の街のモデルになったと言われる町並みである。
同じ風景でも、やはり晴れるとそれなりに見えるものである。
ヨーロッパ、特に旧東欧の地方都市は古くからの街並みがよく保存されている。
いや、第2次世界大戦はボスニアの内戦なので街が破壊されても、以前と同様に復元されているのである。













アジアの諸都市は何年か間をあけてから行くと景観が一変していることは珍しくないが、ヨーロッパでは首都でも1,2の変化はあっても街そのものが変わってしまうということはない。
変わるのが悪く、変わらないのが良いというわけではなく、それぞれの文化の違いである。
街並みは変わらなくても、Wi-Fiの環境が整備されているのは世界共通である。
いまやWi-Fiの無いホテルを探すほうが難しい。







10時過ぎまでぶらぶらと撮り歩き、バスターミナルに向かった。





































ドゥブロヴニク空港。
1日の発着便数は国際線を含め70便程度。
フライトの少ない時間帯ということもあり、空港内はガランとしている。
ザグレブ行きのフライトは、定刻に離陸。


ザグレブの夜

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