STAR WARS Episode8ロケの夜


明日、空港に行くための空港バスの時刻と乗り場がわからない。
旧市街出たところにもバス停があるらしいのだが、どうも曖昧である。
旧市街前のロータリーにはなさそうである。








ドゥブロヴニク空港までここから24kmあるため時間がかかり、また、フライトに合わせての運行のため便数が限られている。
そのためバスに乗りそびれるとタクシーしか移動手段がなくなる。
タクシー代を払うのはかまわないのだが、旅も後半のためクロアチア・クーナをこれ以上両替したくない。できればバスで空港に移動したい。
公共交通機関での移動はパス代に含まれているので、バスターミナルに行くことにした。
起点で確認するのが一番確実である。
ネットが発達しこの手のことはすぐ調べられるのだが、それを信じて時刻が違っていたバス停が違っていたということは何度も経験している。
バスターミナルで明日の時刻(日によってフライトが変動するためバスの時刻も変わる)と料金を確認した。
やはり、これが一番確実である。

























旧市街に戻ると雨も上がり陽が差してきた。
そして街が騒がしくなってきた。
あちらこちらでSTAR WARS Episode8のロケの準備が始まっている。



















車両が資材を運び、警察や消防が準備を始め、多くの警備員が待機している。
道路の端に置いてあったカメラクレーンなどの組み立ても始まった。







































上のブリッジからここへ飛び降りるのだろう



















消防車、救急車も各所で待機
































いかにもSTAR WARSに出てくる建物である












またメインストリートの張りぼてに電気が入り、映画でR2ユニットが接続する端末なども設置され、STAR WARSの街らしくなってきた。
近くにいたスタッフに何時からロケが始まるのかと尋ねたら「ミッドナイト」の一言。
何も知らない観光客は何事かと思い興味深そうに見ている。
私もスタント用の足場の組み立てや落下地点の安全マットの設営など、普段見ることができないので興味深く眺めていた。





















噴水も見てのとおり











































やはりこれがないと







だんだん物々しくなってきた






夕方になると一部の道路を除いて、メインストリートに出る道は通行止めになり、それぞれに警備員がついた。
ロケ現場行くことも見ることもできなくなった。









通路の出口は柵と警備員が






そして通勤、通学用に通していた道路も封鎖され、ロケ現場は関係者のみしか入れなくなった。
レイやフィン、C3-PO、R2-D2を見たかったのに。
とは言ってもロケ現場に一般人を入れるわけにはいかないので当然の措置であろう。
しかし徹底している。
映画の中でどのシーンになるのはわからないが、それほど長い時間になるとは思えない。
それで、これだけの時間と人と金を突っ込むのである。
ハリウッド映画製作のすごさを知ることとなった。









どこも柵と警備員



















ネコにカメラを付けて現場に潜り込ませるか・・・

ロケ見学はあきらめて夕食をとることにした。
牡蠣が食べたいと店を探していると、昨日、入った店の前で店員に声をかけられた。
「ジェントルマン、今夜もウチで食べていかないか?」
「生牡蠣食べることできるかい?」
「もちろん!」
昨日きたときは気がつかなかった。
海外では海鮮の生は食べないようにしているが食べたいものは食べたい。
6個の牡蠣は旨みが濃く白ワインととてもよく合った。
かなり遅い時間、街に響く音でロケは始まったのがわかった。







どんなシーンかは映画で確認しましょうか。
STAR WARS Episode8は2017年12月公開予定である。


快晴のドゥブロヴニク

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