ブダペスト~ザグレブ


14時過ぎ、ブダペスト東駅。



26年前と変わらず、この駅の造形は美しい。
























ザグレブ行きの列車はすでに入線している。
自分の号車を確認しようして、この列車4両編成である。
インターシティの国際列車なのに4両とは、やはり乗客は少ないのだ。



国際列車なのにわずか4両編成、ローカル線並み












15分前に乗り込みコンパートメントに行くと、14時45分定刻に発車。
そして予想どおりというか、コンパートメントは私一人独占である。







列車はハンガリー平原を順調に進んでいく。













約4時間で国境のGyekenyes駅に到着。
前述のとおり、シリア難民の問題で国際列車がなければ、ここで降りて歩いて国境を渡っていたであろう。
これから行くクロアチアはシェンゲン協定に加盟していない国なので、列車に乗り込んできたハンガリーの検査官に出国スタンプが押され、次にクロアチアの検査官に入国スタンプが押された。
別に出入国スタンプなど無くても良いのだが、陸路で国境を越えたことを実感したのである。
そして20時46分。
定刻にザグレブに到着。













予約したホテルはGoogleMapをダウンロードしているので、Wi-Fiが無くても場所はわかる。
それは良いのだが、クロアチアの通貨kn(クーナ)を持っていない。
どこかで両替と探したが、駅の中の両替所は既に閉まっている。
私が駅の中をウロウロしていたら、別の旅行者から「両替できるとこと知らないか」と尋ねられた。
やはり両替は無理そうだ。
ユーロは持っているので何とかなるだろう。













ホテルも歩いて行けるので、ともかくホテルに向かう。
約10分程度でガーデンホテルに到着。
このルートの移動はどうなるかわからなかったため、とりあえず駅に近く安いホテルで予約したので、今回の小規模ホテルの泊まる目的からは外れるが、普通のホテルである。
案内された部屋はとても狭い!
キャリーバッグを広げるスペースも無い。
部屋を替えてもらおうかと思ったが、もう寝るだけだしということでそのまま泊まることにした。



ほんとに狭い(苦笑)あとトイレとシャワーブースのみ。

フロントに行き、「両替できないか?」と尋ねると、「ここ(このホテル)はできない。次の交差点を右に曲がると大きなホテルがあるからそこなら(両替が)できる。」と教えてくれた。
彼女はチェックインの時から、とても親切で丁寧に対応してくれる。
彼女が教えてくれたとおりいくとホテルはあった。
Westinである。
両替でホテルのレートは良くないのが相場である。それと、大手ホテルほど、宿泊客でないと両替をしてくれないケースが多い。
周辺の店はすべて閉まっている。
とりあえず今宵はknが無くても困ることはない。
両替は明日の朝にしよう。



フロントのお姉さんはとても親切だった






ホテルに戻り、フロントの彼女に。
「ビール飲める?」と聞いたら、隣のバーカウンターに行き、「どれ飲む?」
「クロアチアのスタンダードで。今、knを持っていないので部屋に付けておいて。」
「大丈夫よ。」
料金は20kn(約320円)、ホテル料金なのでこんなものでしょう。

とりあえずザグレブ到着。


雨のザグレブ

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