90号線を北へ


エルサレムを離れ、北のガリラヤ湖に向かう。
2日後に、このホテルに戻ってくる予定であるので、キャリーバッグをホテルに預かってもらい、サブバッグに着替えなど放り込みバスターミナルに向かった。
キャリーバッグがないと、とても身軽である。
8時過ぎLRTでバスターミナルまで移動。









モンディーンだ!
私の腕時計と同じ。























ガリラヤ湖半のティベリア行は2系統あり、午前中は3本ある。
バスターミナル着いた時、タイミングが悪くバスが出発したところであった。
「しまった」と思ったが後の祭り、次は2時間後である。
ターミナル内のコーヒーショップで時間をつぶしていた。
10時前、出発時刻を確認するため、ホームに確認に行くと、目の前に961番バスが停まっている。
「ティベリアに行くか?」と確認すると「行く」との回答。
臨時便なのかわからないがラッキーである。
搭乗率は5割程度。








バスはターミナルを出ると昨日のツアーバスと同じ方向に走り始めた。
途中、左折しパレスチナに入った。
ヨルダン川西岸の90号線を北に向けて走っていく。
一昨日同様パレスチナに入ると風景が一変した。
車も少なくなり、対抗車線には戦車を積んだトラックが何台も走っていく。
(用心して写真は撮らなかった)
集落を過ぎると荒野、時折、ナツメヤシのプランテーションが見えてくる。



荒野が続く







時折ナツメヤシのプランテーション



















何度もゴミを捨てにくる少女
上着はキティ柄







写真を撮ると目を見開いて驚いた
ごめんよ














羊と羊飼い
パレスチナ領内で唯一見かけた生き物







いくつかの町を通り過ぎイスラエル領内へ

また先の戦争で使用されたであろう戦車の残骸も道路わきに放置されている。
約2時間でパレスチナ領内を抜けた。簡単な検問があり、再びイスラエルへ。
約1時間でティベリア到着。

ティベリアはガリラヤ湖周辺の中心都市である。
死海ほどではないが、ガリラヤ湖周辺も海抜-200mのため、とても暑い。
またリゾート地でもあるのでエルサレムやベツレヘムとは異なり、華やかな雰囲気がある。
さて宿探し。
出発前にティベリアのホテルを検索してのだが、どこも宿泊料が高い。
結局、現地で探そうと思い予約はしなかった。
写真機材やタブレット、パスポートがあるので、ドミトリーは避けたい。




















バスターミナルから中心部に行く途中で2軒ほど当たってみたが、三ツ星で1泊400ISL程度。
エルサレムのキャピタルホテルが6,600円(Expediaで予約)なので、同程度で約2倍の値段である。
もう少し安いホテルはないかと思い3軒目、パノラマホテル。

2階がフロント。
1泊300ISLを270ISLで交渉成立。朝食は無いが、キッチンスペースは自由に使える。
おそらく、もう少し安いホテルもあるだろうが、立地が良いのと、この暑い中歩くのも嫌になってきたので、ここで妥協した。
それでも部屋に入ると、「これでこの値段か!?」とおもわず言葉が出てしまった。
ゲストハウスにエアコンとシャワーとトイレ、テレビが部屋にあるレベルである。
リゾートでもあるし、イスラエルの物価を考えれば仕方がないか。
鍵はちゃんとかかる。
2人だと半額だが、この狭さで2人は厳しいかも。
部屋は3階で、廊下をまっすぐ行くと屋上に出られる。







1階は酒屋である。
早速ビールを買いに行った
500ml缶ビールで15~20ISL、やっとビールの売値がわかった。
1缶500円前後、酒屋で買ってこの値段、やはり高い。















ロケーションは抜群







ホテルの屋上

とりあえず屋上で乾杯!



聖ペトロの魚

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