聖ペトロの魚
ガリラヤ湖、ここは新約聖書に何度も出てくる湖である。
ペトロが魚を釣りあげると銀貨を銜えていた聖ペトロの魚、イエスが集った5,000人の群集にパンと魚を与える奇跡をおこしたのもこの湖である。
私の目の前に広がるのはそのような歴史とは関係のないリゾート風景である。
リゾートである
イエス関連の遺跡は郊外にあり、ティベリア市内は聖ペトロ教会のみである。
正直、もう少し田舎と思っていたのだが大きな町である。
閉鎖された遊園地
その横の細い道を行くと
遊泳場
そうまでして煙草(水パイプ)が喫いたいのか
聖ペトロ教会
カミカゼ(神風)・・・か
今日の夕食は、もちろん「聖ペトロの魚」。
何軒ものレストランが「聖ペトロの魚」料理の看板を上げている。
せっかくなので湖岸のオープンエアのレストランにした。
焼き方は日本のように姿焼きではなくBBQスタイルの開きである。
魚はティラピアである。
川魚の癖がなく、美味しい魚である。
ティラピアと書いてしまえば味も素っ気もないが、聖ペトロも食した魚とイスラエル産のワインの組み合わせは、それなりの気分になるものである。
聖ペトロの魚(ティラピアの開き)
箸が欲しいところ
ゴラン高原産の白ワイン
何かが足に触れたと思ったらネコであった。
頭と骨を与えたら瞬く間に食べてしまった。
陽もすっかり落ちて、観光船からは花火が上っている。
気の利くウエイター
湖岸には多くの人が繰り出し賑わっている。
もう少し歩いてからホテルに戻ることにしよう。
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