オリーブ山へ


2時間ほど眠り、目覚ましで起きた。
疲れが残り、まだ寝ていたかったが、このまま眠ると時差ボケを引きずるので無理やり起きた。
ホテルの外に出ると日差しがきついというか痛い。
気温が35度を超えているだろう、でも乾燥しているのと、海抜350mとやや高地にあるため陰に入ると涼しい。
とりあえず昼食。









ピタパンのケバブが25ILS、ミネラルウォーター5IHL 30ILS(990円)
小皿はサービス
やはり高い

もう一度旧市内になると午前とは風景が一変して、大変な賑わいである。
狭い通りにも人が溢れている。
特に旧市街の東側はイスラム教徒地区なので、フェズと似ていると感じる。

























再び聖墳墓教会へ。
行ってみると、観光客が押し寄せて教会内はすごい人である。
ツアー客が団体で何組も来ている。
人種も様々である。(東洋人はほとんどいなかったが)













嘆きの壁は、暑すぎるためか、ほとんど人がいない。
壁の続きの屋内に入ると、皆、こちらで祈っている。































いったんダマスカス門に戻り、この近辺で唯一ビールが飲めるカフェで休憩。
イスラエル産ビールを注文。
少し軽めだが、空気が乾燥し、汗も相当かいているのでとても美味しい。
しかし300mlのボトル1本で20ILS(660円)、これは高い。
物価についてはガイドブックで調べていたがホテル代や飲食代がとても高い、おそらく日本の1.5倍ぐらいか。



スパイスの山


















ダマスカス門から城壁に沿って1/4周西へ行くとヤッフォ門へ。
こちらはキリスト教地区になるためかビールを売っている店が多い。































ここから城壁の上に上がり歩くことができる。
面白そうだと思いチケットを購入。(16ILS)
城壁に上ると下から見上げたより高い、歩き出して後悔した。
城壁に挟まれている通路を歩いている分には大丈夫だか、上り下りがあり、城壁がなくなり低い柵だけのところもある。
私は高いところはダメ。
1/4周せずに元の場所に引き返した。





































そして夕刻。
旧市街の東側にあるオリーブ山へ。

ここもイエスが何度も訪れた場所であり、最後に祈りの捧げた場所でもある。ここには「マリアの墓の教会」「マグダラのマリア教会」「ゲッセマの園」などイエスに縁の場所が多い。
マグダラのマリア教会。
金色のタマネギの載せたようなロシア正教の教会である。
イエスと行動を共にしたマグダラのマリアを祭っている教会である。
拝観時間が火・木・土の10時~12時と極めて限られた時間のため、中に入ることはできなかった。
小説『ダビンチ・コード』(ダン・ブラウン著)ではイエスとマグダラのマリアの末裔が生きているという内容だった。

その手前には「マリアの墓の教会」。
こちらはギリシャ正教の教会である。
聖母マリアと夫のヨゼフが祭ってあり。
マリアの墓もある。
拝観時間ぎりぎりであったが入ることができた。















聖母マリアの墓






18時過ぎ、墓地を横目に標高800mのオリーブ山の頂上に向かう。
頂上は展望台やホテルがある。
そこからエルサレム旧市街に沈む夕陽を撮影。









手前は岩のドーム







斜面は一面の墓地










































ともかく長い1日だった。

ベツレヘムとイエス生誕

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