ゾウ使い


ゾウ使いという仕事がある。
タイ北部では、昔、ゾウを使って輸送や開墾などを行っていた。
それを生業としていたのがカレン族である。
彼らはカレン語を使いゾウに命じていたのである。
今はゾウは使役に使われることはないが、観光用で人を乗せている。
チェンマイ郊外にはゾウを飼育しているキャンプがある。
当初はいくつもりでなかったが、カレン族のことを知り行って見たくなった。
当初はタクシーで行くつもりだったが、初日にツアーを申し込んだ際、エレファント・キャンプ・ツアーがあることを知り併せて申し込んだのである。
8時30分、ホテルのロビーでピックアップ。
今日のツアーのガイドはワンさん。



タブレットを使ってゾウの説明をする、ワンさん

私を含めて11人だが、私以外は全員中国人。
ワンさんも中国系のため説明が中国語になるのは仕方がないこと。
ただ、必ず私の方を向いて英語で説明してくれる。
最初はラン&バタフライ・ファームへ。
ランより蝶が気になるので先に行ってみたが、見つけたの1匹だけ。
本来なら数種類の蝶が乱舞しているはずである。
拍子抜け。









入場料は40B、もちろんツアー代に含まれている













結局、見ることができたのはこの1匹だけ

気を取り直してラン園へ。
空中で栽培しているなど見せるための工夫しているが、そそられるものもなく、そうそうにバスに戻る。







































記念撮影、こちらは撮られる方







こちらは撮る方、タブレットで記念撮影







入れ替わって






そこから約30分でエレファント・キャンプに到着。
ワンさんから1,000Bでゾウに乗るかと尋ねられたが一人で乗ってもつまらないので断った。私以外のツアー客は全員像に乗るようである。
ちょうどショーに時間に合わせて到着したので、他のツアーも同様に到着し多くの観光客でごった返している。













園内に入ると、ゾウの名前とゾウ使いの写真一覧が掲げられている。
全部で71頭で、一頭のゾウにゾウ使い一人である。
カレン族がどうかわからないが、皆、日焼けして精悍な顔つきである。

最初に行った場所では数頭ゾウが柵の中にいて客がバナナやサトウキビを与えていた。
こんな近くでゾウを見るのは初めてである。
その後は柵がはずされ川で水浴び。
でかいゾウが数頭動くだけで迫力がある。
ゾウ使いは巧みにゾウを操っている。



バナナやサトウキビなどゾウの餌を売っている













どのゾウ使いも精悍な顔をしている
タイ民族の顔でなないようだ































身体が大きいため、あやつるのも大変である。













さて次はゾウのショー。
グランドを取り囲むように観客席がある、写真の撮りやすそうな場所を確保。



ショーの会場へ移動







人を乗せたゾウが横を歩いて行く



















ここが会場







一人でなかったら乗ってみたのに、ちょっと残念













まもなくショーの始まり


ショーが始った。
ショーに出場するのは子供のゾウと若いゾウ、つまり小ゾウと若ゾウで行う。
大人のゾウはグランド周辺を観光客を乗せて歩いている。
まず入場、そして観客に挨拶。
次から次へと「芸」が繰り出される。
よく調教されている。



ウェルカム・ボードを持って入場







子ゾウがしんがり













観客にご挨拶













最初のショー、子ゾウは輪を回し














若ゾウはハーモニカを吹く






また、ゾウ一頭一頭の個性がよく出ている。
パフォーマンスの派手なゾウ、地味なゾウ、ばらばらである。



次はサッカー、ボールがでかい!







こんな感じ







今度は空振り







こちらはキーパー


おもしろいのはゾウに絵を描かせて、完成した絵をオークションで売るのである。
けっこう、いい値段がついている。



ゾウの絵描き、最初は稚拙なものだと思っていた













けっこう、ちゃんと描いている













意外と言っては失礼だが、上手く描けている


ゾウに乗る人たちは、ショーの途中でゾウ乗り場に向かった。
私は、最後までショーを見て集合場所へ。



人をまたぐパフォーマンス







こんどは棒拾い













鼻を器用に使って回収完了







次はダーツ







そしてバスケ













最後は丸太を持ち上げる力技

























ご褒美



















ここはゾウの病院などもある






そして1時間後、ホテルで解散。
一昨日からのツアー3連荘もこれで終了。



ビン川のほとり

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