ワット・プラ・タート・ドーイ・ステーブへ


午前、ひととおり街を歩き、ホテルに戻った。
郊外のワット・プラ・タート・ドーイ・ステーブに行くつもりであるが、タクシーかソンテウ(乗り合いタクシー)になる。
ソンテウが安いのだが、どこから乗っていいのかわからない。
相場はタクシーが片道200B、ソンテウは50~80Bである。
別館の1階、つまり私の部屋の下にHUG TRAVELという旅行会社がある。









とても親切に教えてくれた旅行会社の女性

ここで聞けば分かるだろう、ついでにモン族の村に行く方法も聞いてみようとオフィスに入った。
いろいろ質問していると、ワット・プラ・タート・ドーイ・ステーブとモン族の村に行くツアーがあり、それも今日の午後出発で空きがあるという。
ツアー代は500Bで、これならタクシーを使っていくのと変わらないし、モン族の村へ行くのもタクシーをチャーターして行くつもりであったので、半日で両方いけるのであれば利用しない手はない。
英語ツアーだが、英語圏からの客ばかりではないはずなので、込み入った英語を使わないだろうから問題は無いだろう。
話をしていて、もう一つ面白そうなツアーがあったので、そちらも併せて申し込んだ。

若い頃はツアーに参加するのは旅の初心者だと思いいきがっていた。
お金がなかったのもあったが、無理から公共交通機関を使って目的地に行くのが当たり前だった。
歳を取ってからは柔軟になり、ツアーのほうが現地での説明もあり公共交通機関やタクシーなど個人では行きにくい所も効率良く行くことができる。
特に現地ツアーは半日とか1日の設定で、その日だけ参加できるというのは便利である。出発は13時30分。
このホテルのロビーまで迎えに来てくれる。
1時間以上ある。















この地ではピックアップ・トラックが非常に多い
こういう使い方は当たり前








高級ホテルの向かい側の店






先ほど食べたカオ・ソーイは量が少なかったので(丼半分程度)足りない。
ホテルから運河から反対方向に10分程歩いた所にカオ・ソーイの有名店がある。
「ジャスト・カオ・ソーイ」





















従業員の女性・・・撮らせてもらいました

メニューを見ると他にもタイ料理があるが、メインはカオ・ソーイである。
まず、チキンかビーフなどを選び、次に普通か大盛り、辛さ、平麺か丸麺か、最後にココナッツミルクを入れないか入れるかを選択して注文は完了。
氷の入ったチャン・ビールを飲みながら待つこと10分。
カオ・ソーイが運ばれてきた。
思わず「きれいだ」と言葉が出てきた。









オーダーの仕方がわかりやすく書いてある





タイ料理の例にもれず自分で薬味を足して好みの味で食べる。
オニオン、ライム、唐辛子、ニョクマム、砂糖、キャベツ類のピクルス、バナナ、ココナッツミルクである。
私の住んでいる大阪府高槻市に「熱帯食堂」というタイ&バリ料理の店がある。ここのカオ・ソーイが好きでよく食べに行っている。
違うのはライムの代わりにレモン、ピクルスの代わりに高菜漬けで、バナナが無いぐらいである。
薬味を入れて一口。
「美味い!」
旨味と辛さのバランスがよく、それをココナッツミルクがまとめている。
カオ・ソーイはゆで麺と揚げ麺の2種類を使う、この食感の違いも楽しい。
熱帯食堂のNANAさんから「ogawaさん、チェンマイに行ったら『ジャスト・カオ・ソーイ』にはぜひ行ってください」と言われていたが、納得の味である。



こちらは熱帯食堂のカオ・ソーイ・・・これも美味

13時30分ホテルのロビーで待っていると迎えがきた。
バンに乗り込むを私が最後の客だった。
12人で、私とほぼ同年齢であろう日本人夫婦やブラジル人、イタリア人、中国人など国籍がバラバラである。

約1時間でワット・プラ・タート・ドーイ・ステーブの下に到着。
この寺院は標高1,080mのステーブ山の頂上に開かれた寺院である。
ガイド氏から(名前忘れたスミマセン)切符をもらった。



ガイド氏・・・名前を忘れてスミマセン
とてもよくガイドをしてくれました






エレベーターのところに行き切符を渡して乗り込むと、なんとケーブルカーだった。



どう見てもエレベーター







乗るとケーブルカー


1分程度で山頂に到着。
外国人は入山料を払わないといけないが、これもツアー代込み。
ガイド氏から、この寺院のいわれなど説明をうけ45分後に今の場所に集合で自由行動の時間。
正直、午前中も寺院巡りしていたので食傷気味である。
一通り回って、お目当ての場所へ。





















これでもかというぐらい「金色」






















































なぜ、今日、ここへ来たかというと晴れたからである。
1,080mの標高からチェンマイを街を見下ろすことができる。
晴れないと見えないためである。
ちょっと霞んでいるがいい景色である。
手前の飛行場からは飛行機の離着陸も見ることができる。









チェンマイ市内







チェンマイ空港・・・離陸中















































集合時間になってもイタリア人女性2人組とブラジル人カップルが来ない。
「なるほど」と妙に納得。
ガイド氏より先に降りて待っていて欲しいとの指示で、階段で下りる。
約10分遅れで全員がバンに乗り込んだ。
次の目的地はモン族の村。



モン族の村

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