ASAYAKE


5時、Sさんが泊まっているホテル・カニッカムへ。









すでに店は開き、客が集まっている

フロントの横を抜けて、エレベーターで最上階へ、そこから階段で屋上に出た。
誰に咎められることもなく屋上まで来ることができた。

10分程してからSさんも屋上に姿を見せた。
夜明け前の静かな雰囲気で、と言いたいところだが、左下の教会が大音量でお祈りを流している。
はっきり言って近所迷惑である。







Sさんは「昨日もこのぐらい時間に流れて目が覚めてしまいました」と言っている。
それも数分で終わり、ほんとに静かな夜明け前である。













続々と宿泊客のインド人も屋上に上がってくる。
6時前、陽が昇り始めた。
見渡すと、周辺のビルの屋上にも多くの人が集まっている。
ここは特等席である。











































6時20分、太陽が昇ってきた。
幸い雲に邪魔されることなく、空を朱に染める。
ASAYAKE!































Sさんに「8時頃ホテルに行きますので、朝ごはん一緒に食べましょう」と言ってホテルの屋上から下に降りて海岸に向かった。
気ままに撮影して、8時に再びホテル・カニッカムへ。













































JAPANブランド

















































ガンジー記念館












Sさんと1階フロントで落ち合い近くのカフェへ。
結局、注文したのはチャイとマサラドーサ。
Sさんは「毎朝、これなのよ」と笑って言っていた。
確かに。

朝食後、Sさんにお付き合いいただきクマリ・アンマン寺院へ、その後ヴィヴェーカーナンダ岩へ。
渡し船の料金は34ルピー。
なんか中途半端な料金設定である。
そのため、窓口でチケットを売る時、1ルピー単位の小銭のやりとりで時間がかかっている。
生活用連絡船でなく観光用なのだから30ルピーや40ルピーのように切りの良い料金にすれば良いのに。















クマリ・アンマン寺院
男性は上半身裸で、内部は撮影不可
































船乗り場には救命胴衣が置いてあり、各自、それを着用して船にのる。
救命胴衣は乗船定員分の数なので、無くなれば満員ということである。
合理的といえば合理的だが、暑苦しい。







船は10分ほどでヴィヴェーカーナンダ岩に到着。
寺院の入り口で靴を脱ぎ、岩を登って行く。
島の大きさだが、1つの巨大な岩である。













































ベンガル湾、インド洋、アラビア海が広がっている







一通り見て回り広場で休憩していると、次から次へと人が私の所に来て「写真を撮ってくれ」と言ってくる。
なんなんだ、これはと思ったが、急いでいることもないので頼まれるままにシャッターを切っていった。

































彼と友人2人組とは、この後も会うことになる












ヴィヴェーカーナンダ岩から戻り、Sさんはトリヴァンドラムに行くためバス・ターミナルへ。
私も明日、トリヴァンドラムに移動予定なので下見がてらお伴させてもらった。
Sさんは、明日トリヴァンドラムからスリランカに飛ぶとのことである。
バス・ターミナルに行きトリヴァンドラム行きはどのバスかと探していると、ヴィヴェーカーナンダ岩で私が写真を撮った3人組の若者がいた。
彼らもトリヴァンドラムに行くとのことである。
12時、1台のバスが到着し、彼らが「このバスだ」と教えてくれた。
今日は運休することなく、Sさんは無事バスに乗ることができトリヴァンドラムに向けて出発した。


















































お気をつけて、この先も良い旅を!


SUNSET DANCE

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