ホイアンの日本橋1


ホイアンのバスターミナルから中心部までは1kmほどである。














メインロードを東へ300m程歩き、バクダン・ホテルの角を南に曲がるとゲストハウスが並んでいる通りに出た。


























この通りを歩きながら少し後悔した。
さらに歩くこと数分。



















ホイアンの保存地区に到着。
少しの後悔が大きな後悔となった。
「しまった、ホイアンに泊まるべきだった。」



















町の規模がこじんまりとして、歩いてまわる規模としてはちょうどよい。
世界遺産にも指定されている町なので観光客は多い。
ただ、観光客が引いた夜や早朝は違う表情を見せる町だろう。
ダナンとホイアンを結ぶバスは、どちらからも始発が8時、最終が18時となっている。
そのため夜や早朝にこの町にいるためには泊まるかタクシーで移動しか手段がない。




















途中見たゲストハウスも良い感じだったし、もともとダナンに泊まることにしたのはホイアンへの起点なのと空港があるというのが理由だった。
ダナンに2泊するのでなく、ホイアン1泊、ダナン1泊にすればよかった。

いくつかの建物は中に入ることができるが、共通の入場券を購入しなければならない。
1枚90,000ドン(350円)
5つの建物に入れるが、それほど要らないのだけど。
通りを歩き一つ目の建築物に入る。
進記家(タンキーの家)である。
入るとチケットを一枚ちぎられ、奥で建物内を解説してくれる。
中国様式、日本様式などを取り入れている建築で、マレーシアやシンガポールにあるプラナカン様式に似ている。

































ガイドの女性

1階での説明が終わると2階へ。
簡単に説明が終わると土産物の販売。
なかなかわかりやすい。
2階から道が見えるかと思ったが、この建物からは見えなかった。



















裏に行けば目の前は道路を挟んでトゥポン川である。
そこから引き返して遠来橋(日本橋)へ。
この橋を渡ると日本人村があったことからこの名称がついたのである。







エ近郊のタントアン村の橋と同じく中央部が高くなっており、橋の両側にはベンチがあり、中央部には祠がある。













タントアン村と同様、趣のある橋である。
ただ、川の浚渫工事をやっているためヘドロの臭いが鼻を突く。













橋を渡ると緑がまぶしい。
その右手の馮興家(フーンフンの家)に入る。













中に入り簡単な説明の後、2階へ。
建物の中の構造より、そこから見える景色のほうに関心があるものだから案内するほうからすれば張り合いのない客である。
ここは道路を見渡すことができる。



















なぜ、俯瞰にこだわるかというとホイアンの紹介は必ず俯瞰の写真である。
どこから撮っているのか気になるので探しているのである。
ここは通りを見下ろすことができるが、左右は軒が邪魔で写真が撮りにくい。







先にも書いたが、この先に日本人村があったのだが、当時の遺構などは残っていない。
再び日本橋を渡り再びメインストリートへ。


























次は貿易陶磁博物館(海のシルクロード博物館)。
昔の貿易の資料展示である。
ここも展示品を一通り見て、2階へ。
ここはけっこう見渡すことができる。





































建物は土産物屋、飲食店などに改装されており普通に人が住んでいる家は殆どない。
観光用言えばそのとおりなのだが、なぜか落ち着くのである。













京都と似ているためかもしれない。
京都の町屋を改造した飲食店や土産物屋など見慣れているためかもしれない。








いったん休憩。


ホイアンの日本橋2

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