羽田空港にて
「はるか」車内からの夕陽
関西国際空港2階、いつもなら国際線のチェックインカウンターがある3階に行くのだが、今日は関空-羽田-シンガポールというルートのため国内線からの出発である。
関空から国内線に乗るのは初めてである。
よく利用する空港だが、なんとなく勝手が違う。
今年のGWは5月1・2日と休めば9連休。私の仕事は夏以降が忙しくなるため、この時期は比較的休みが取りやすい。そのため早い時期から予定を立てていた。
当初はベトナム経由でカンボディアに行く予定だったが、4月中旬になりカンボディアの知人と連絡が取れなくなりカンボディアの予定は白紙のまま、とりあえずサイゴン(ホーチミン)まで飛ぶことにした。
カンボディアに行かない可能性が高いということもあり、サイゴン-フエ、ダナン-サイゴンのベトナム航空のチケットを予約しておいた。
同区間を飛ぶジェットスターと変わらない料金である。
もしカンボディアに行くことになればキャンセルすればいい。LCCと違うのでキャンセルしても手数料を引いた額が払い戻される。
さて、サイゴンまで飛ぶルートだが、GWということもあって。直行便や乗り換えがあっても接続の良いフライトは、どうしても高くなる。
料金と所要時間を天秤にかけて関空-羽田-シンガポールはANA、シンガポール-サイゴンはジェットスターを予約した。
えらく大回りなルートとなってしまった。
関空発は19時50分とナイト・フライトのため、午前中にインターネットでチェックインをしようとしたら、チェックイン不可と表示された。
「?」
システムの不具合なのか何度試してもダメだった。
荷物を預けるためチェックインカウンターに向かうと、関空-羽田、羽田-シンガポールのチケットが発券され、荷物はシンガポールまで直接の預かりとなった。
その際にインターネット・チェックインができなかった旨を伝えると、意外な答えが返ってきた。
「ogawa様には返金がございます。そのためインターネットでチェックインするとカウンターを素通りして返金できなくなるため、システムが拒否するように設定されたためだと思われます。」
「返金ですか?」
「はい、羽田空港に着きましたら国際線のEカウンターに行っていただき、申し出てください。」
返金理由を聞きそびれてしまったが、空港で返金なんて初めてである。
機体はボーイング737。
伊丹-羽田は大型機の777がメインだが、関空-羽田は小型機でまかなえるぐらいの客数なのか。
羽田到着。
ブリッジではなく沖止め。
いつものように葉加瀬太郎のBGMが流れる中、ドアが開くのを待っていると、「ogawa hideaki様、タラップを降りましたら地上係員に声をかけてください。」と機内アナウンス。
いきなりフルネームでアナウンスされたのでビックリ。
地上係員の声をかけると「国際線のEカウンターで申し出てください。」と関空と同じ説明であった。
このフライトでは該当者は私だけのようであった。
国際線ターミナルに移動し、Eカウンターに行った。
チケット見せて「ogawaと申しますが、返金があるのでカウンターに行って欲しいと言われたのですが。」というと、係員が「ご足労いただき申し訳ありません。羽田空港の使用税(記憶が曖昧)100円ですが、3月まではお客様負担でしたが、4月より当社が負担することになりまして、その分を返金させていただきます。」という説明であった。
領収書にサインして100円を返金してもらった。
2月にクレジットカードで決済していたので対象となったのだろう。
100円という少額でもあるので、クレジットで返金となると、一人ひとりの返金依頼の作業の手間と手数料がかかるので現金返金なのだろう。
しかし、何人が対象なのかわからないが、100円返金のために大変な労力である。
空港の展望デッキに行った。
羽田空港で好きな場所である。
ここでしばらく飛行機を眺めてから出国審査へ。
ウビン島でサイクリングへ
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