丘を上がる


屋上で日の出を見る。
ちょうど灯台の上に太陽が上り、灯台が光っているように見える。

































ホテルのロビー

テラスで朝食の後、荷物をまとめチェック・アウト。
荷物を預かってもらう時、なにげなくフロントに掲示してある料金表を見ると、一番安いシングルで90ユーロ(約9,000円)、朝食が10ユーロ(約1,000円)だった。
「高い」というのが正直な感想である。
私は、出発前にネットでこの半額以下で予約をしていたため意識しなかったが、もし飛び込みで来てこの料金であれば泊まらなかっただろう。
6年前は飛び込みで泊まって50ユーロだった。
つまり6年で宿泊料金が倍になっているのである。



アヤ・ソフィィアは今日も行列


















トルコは3年前にデノミを実施している。
それまでの1,000,000トルコリラが今の1リラになる。
つまり0を6つ取ったのである。
1トルコリラが約45円である。
今回トルコに来て、6年前より相当物価が上がっている。
ホテル代だけでなく、食事や買い物でも「高くなったな」と感じることがしばしばある。
物価の安い国というイメージであったが、イスタンブールだけで見ると日本の2/3ぐらいの感じである。
円高の日本から来てこのように感じるのだから、インフレに加えデノミの際に便乗値上げも原因なのだと思う。















鳩の餌売り
























イェニ・ジャーミィからエジプシャン・バザールを抜けてスュレイマニエ・ジャーミィに向かった。



































































6年前、このルートを歩いた時、道に迷い住宅街に入ってしまった。
そこで思いがけなくいい写真が撮れた。
その時の少女達に会えるわけではないが、そこに行けば何かあるだろうと記憶をたどって歩き始めた。



6年前に撮った写真
写真の神様が撮らせてくれた1枚








記憶をたどるが・・・




















なんか違う






しかし、もともと道に迷ってたどり着いた場所でもあったので、記憶にあるような場所が見当たらない。
あちらこちらを歩いているうちにスュレイマニエ・ジャーミィに着いてしまった。
あの住宅街はどこだったのだろう。


















































スュレイマニエ・ジャーミィは祈りの時間であり、異教徒は終わるまで外で待っていなければならない。
ここはイスタンブールを見下ろす高台の上にあるので、市内を見渡すことができる。
スルタンアフメット・ジャーミィと同じぐらいの規模だが、観光客は少なく、巡礼者や地元の人が祈りを捧げにきている。



















































このストライプはコルドバのメスキータを思い出す





ジャーミィを後にして、再びガラタ橋方面へ。



アジア側~旅の終わり

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