マラケシュの4つ星ホテル


タクシーで予約しているホテルへ。
タクシーの運転手に予約しているホテル名を告げてもわからず、予約票を見せても分からないと言う。
「4ツ星ホテルなのになぜわからない?」と思ったが仕方がない。
ホテルの近くであるはずのクシバ門で降りることにした。
クシバ門からホテルの予約票の地図をたよりに歩き始めた、ここの角を曲がればホテルがあるはず・・・と思ったが、そこは普通の家だった。
門との位置関係からするとここで間違いないはず。
う~ん

近くにいた人に聞いて教えてもらった方へ行ってみるが、やはり無い。
どうなっているんだ。
4ツ星ホテルなのに、なぜ誰も知らないのだ?
4人目の兄ちゃんに尋ねると、ついて来いと歩き始めた。
市場の中をつっきって住宅街に入り、かなり歩き「こんなところに有るのか?」と思った頃、突き当たりを曲がったところで「ここだ!」と教えてくれた。

見ると住宅や店舗に挟まれた場所にホテルはあった。
小さな看板があるだけで、入り口も狭い。



これが玄関

これでは分からないはずだ。
兄ちゃんにチップを払って、中へ。
レス・ボス・デ・ラ・カスバ。
4ツ星であるが、ネットでの予約料金は1泊3,000円程度である。
マラケシュの中心であるフナ広場からはすこしはずれた所に位置している。高層ではなく2階建て敷地は広く、ブティックホテルのようである。
フロントで受付をすると、隣のBARに案内されてウェルカムドリンクとお菓子が出た。

奥を見ると酒瓶が並んでいる。
「やったー、ビールが飲める!」







部屋は2階、細長い部屋である。



部屋の前







部屋の外観


あちこちにバラの花びらがまいてある。ちょっとやりすぎな気がしないでもないが。



縦長の部屋







キーは当然、ファティマの手







バスローブにも







タオルにも







洗面台にも花びらが

中庭に面して、プールやレストラン、フリースペースなどがあり、外からはうかがい知ることのできない贅沢な造りである。



















ともかく荷物を置いてBARへ行き、ビールを一杯。
美味し、幸せ。



ジャマア・エル・フナ広場

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