青と白の街


山の気候なのだろう、空調がなくとも気持ちよく寝ることができた。
朝、ロビーで朝食を食べた後、ここもロビーでしかWi-Fiがつながらないのでネットブックを持ち込んでネットにアクセス。
毎朝の行動パターンが同じである。



















今日は17時のバスでフェズに戻り、そのまま夜行列車でマラケシュに向かう予定である。









珍しくここだけ緑











午前中、まだ人気のない街を歩く。
青い扉と白い壁。
パターン化された美しさ。






































そのまま坂道を降りていくと小さなバザールに出た。
その中で、飾りのついた帽子を被っている女性はベルベル人であろう。





















サボテンの実
























折り返して、街の反対側を目指して歩く。
すると1件の家の絵が目に留まった。
壁にネコが描かれている。

























家の前にネコがうろうろしているが、絵に描いてしまうとは面白い。
私が写真を撮っていると、隣で椅子に座って煙草を吸っていた老人が、「良いネコだろう!」と言ってくれた。
この地の人たちがネコを大事にしているか、よくわかる。

























旧市街のはずれへ、城壁を抜けると壁沿いに階段がある、それを上っていくと城壁の上に出て、街を見下ろせるポイントに出た。





















城壁からの風景







羊が現れた
























ハマン広場に戻り、カスバに入場。
カスバとは、城壁にかこまれた都市をさす場合もあるがモロッコでは、地方の小さな砦や地方官の邸またはそれらのある町全体をさす場合が多い。
ここのカスバは小さなな砦の城跡である。
中に入ると中庭があり、牢獄や住居などがある。
最上階に出て市内を見下ろす。











































































塔の最上階






当時の支配者もここから街を見下ろしたのだろう。
街も一通り歩いたし、カスバから見えている向かいの山頂のモスクに行ってみることにする。



パノラマとフェズ駅の夜

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