チケットが無い!


16時過ぎの列車でフェズへ。



















駅からチケットを受け取るためバス・ターミナルに直行した。
窓口に行くと朝と担当者が代わっていた。
「予約したチケットを取りにきた。」と告げると、予約のチケットの束を調べてくれたが私のチケットが無い!
「朝、予約したのに、どういうこと?」
あちこち調べてもらうと、私の予約用紙が別の机の引き出しから出てきた。
当然、チケットは発行されていない。
その場ですぐ調べてもらったが満席。
ソーリーと謝られてもバスに乗れない状況が変わるわけではない。
同じターミナル内にある、他に民営バス会社も当たってみたが、やはり満席。
あかん!?
後の日程を考えるとサハラ砂漠は断念せざるをえない。
どうするか?
naomiさんがフェズに来る前はシャウエンにいたと言っていた。
シャウエンはフェズの北100kmほどにところにある高原の街である。
窓口で明日の午前中のシャウエン行きのチケットがあるか確認したら空席があるという、それと明後日にシャウエンを夕方に出るフェズ行きが1席だけ残っていた。
これでシャウエン行きが決定。

ホテルに行き預けていた荷物を引き取り、naomiさんが泊まっていた2つ星ホテルに移動。リヤド・アル・アカワインにもう1泊しても良かったのだが、日本で予約した額の倍近い宿泊代だったので、ホテルを変えたのである。
1泊200DH。
ただ案内された部屋のエアコンが送風から切り替わらないため、部屋を替えてもらった。







夕方、メディナを歩いていると子ども達がおめかしをしている。
どの子もかわいい。
ただ正面から撮らせて欲しいと親に頼むと、やはり断られる。
でも、なぜドレス・アップしているんだ?
ラマダンが明けたのかとも思ったが、3日後だし。

























夕食は、結局、同じ店に3日続けて通うことになってしまった。













今宵も足下に来たネコに肉を分け与えつつ「サハラ砂漠行きたかったなぁ」と「ビールが飲みたい」と呟きつつ晩ゴハンを食べていた。



シャウエンへ

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