フェズ早朝

翌朝、7時前に目が醒めた。
疲れているはずなのに時差の関係である。
日本時間だと16時。
時差ボケが抜けるまで2、3日かかるのである、なかなか慣れないものである。
朝食は8時30分から。

早朝のフェズの迷路（メディナ）を歩いてみた。

人影はまばらである。
ラマダンだから、すでに朝食は終えているはずである。

歩いて気がついたのが、ネコが多い。
昨晩も食事をしていたら、おこぼれをねだりにきたネコがきたが、それにしても結構な数である。

途中、足を縛られて並べられている鶏を撮っていたら、その主が、一緒に七面鳥を並べてくれて「写真撮りなよ」と言ってくれた。
感謝して撮影して、主も撮らせてもらおうとカメラを向けたら、「no photo」と言って拒否された。

市場エリアは、開店の準備にかかっている。
肉屋は黙々と肉を解体している、店頭には牛や羊の頭や足が転がっている。

鶏屋・・・後で通りかかると







肉屋、下には頭や足がゴロゴロと

店頭に大きな鮫を置いている魚屋で、鮫を撮ろうとしたら「no photo」と強く言わた。
昨日からの状況を考えると、無理して人を正面から撮らないほうが良さそうだ。
写真への拒否反応は思っていた以上に難しいな、と思いつつホテルに戻った。

朝食は見た目美味しいそうだが、あくまでもパンが中心である。
パンケーキやクレープ、パン・・・どれも今一つの味である。
オレンジジュースは美味しい。
この先、モロッコ旅で一番飲むことになる。
ミント・ティー・・・甘いがこれが以外にいけることがわかった。
さて、改めて迷路に繰り出しますか。

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