美酒

テルミニ駅まで戻りマッシモ宮へ。
例のローマ・パスで7ユーロの入場料が無料となる。
館内で涼みがてら美術品を見て歩き、ちょっと休憩。

次は、斜め向かいのサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会へ。
この教会はミケランジェロの設計で、ローマ時代の浴場遺跡を活かした教会である。

日本より湿度が低いとはいえ、炎天下の中、歩きまわっていると疲れがたまってくる、旅も後半になりちょっとバテぎみである。

おっ、イタリアに来て初めてフェラーリを見た。

それではトレビの泉へ行きましょうか。
ボルゲーゼ宮までは地図どおりに歩いて到着したが、そこから、道を間違えてしまいパンテオンに出てしまった。

それにしても、「どこに行っても観光客が多いなぁ。」と思った瞬間「京都も同じやん。」、観光シーズンの京都もこんな感じである。
毎日、通勤しているので意識していないだけである。

なんとかトレビの泉に到着。
6年前にコインを投げたおかげで、再び来ることができた。
光と影のコントラストが強いため、撮影にはシビアな条件である。

そして日没の時間。
私は、再びサン・ピエトロ広場にいた。
夕陽をバックに、サン・ピエトロ大聖堂のシルエットとなって浮かび上がる。
悪くないな。

さて、晩ゴハン。
行きたかった店は、どこもバケーションで休み・・・ダメだ。
仕方が無く昨日のお姉さんの店へ。
お姉さん大歓迎。
昨日、赤ワインを頼んだが、ローマも白ワインがメインと知り、ハウスワインの白を注文。
何気なく一口飲んだ。
その瞬間「うまい！」と、思わず声が出てしまった。
酸味がほどよく、それほどドライでもなくバランスが良いのと、決め手は微発泡性。
とても好きな味。

カプレーゼとウサギのロースト。
ワインとの相性抜群。
500ml飲んでしまい、250mlを追加で頼んでしまったほど。飲み過ぎやないか。
昨日、赤ワインを頼んだことを後悔したのだった。

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