日曜日の午後 午後、ナポリに戻り美術館巡りをすることに。 まずは国立カポティモンテ美術館へ向かう。 バスを間違えたり、降りる停留所を間違えて遠回りして、やっと到着。 ガイドブックでは休館日は水曜日となっているのに、仕方が無い、バスで丘を降りて国立考古学博物館へ。 国立博物館だけであって、かなりの量の美術品を収蔵している。 自然光と空調も窓を開けての展示方式、日本の美術館の空調完全管理にダウンライト展示方法と大きく異なっている。 ポンペイの展示室では、ポンペイから出土したフレスコ画やモザイク画が数多く展示されている。 一通り展示を見て、「アレキサンドロ大王の戦い」のモザイク画や、フローラ(花の女神)のフレスコ画を探したが見あたらない。近くの学芸員に尋ねると、その展示室は閉めているとのこと。 博物館を出て、トレド通りを南に向かって歩く。 日曜ということもあり、人は歩いているのだが、やはり店はほとんど閉まっている。 トレド通りの西側にスペイン地区がある、通りから見ると魅力的な被写体が多いが、宿の主人からも「スペイン地区には入るな。ここがナポリで一番危険な場所だ。おまえのようなカメラを持っていると間違いなく狙われる。」忠告を受けていたので、今し方の経験もあるので、中に入るのはやめた。 ウンベルト1世のガッレリアで造形の美しさをどう撮るか考え、夕方の王宮前広場でスナップを撮りながら日没時間となったので、今日もサンタ・ルチアへ向かう。 海岸の売店に行くと、お母さんが「今日もPERONI(ビール)の小かい?」と、注文する前に冷蔵庫からビールを出して声を掛けてきた。3日続けて行ったら顔を覚えられてしまった。
動いちゃダメ。 普通の表情して。 だから、動かないで。 でも、夜、ホテルでパソコンにデータ移して写真を見てみると表情豊かに撮れていた。 サンタ・ルチアの夕景を見た後、晩ゴハンはホテルの近くのトラットリアで。
この時はホテルから近いこともあり、D300をホテルに置いてPENTAX i-10(コンデジ)のみを持って食事にいったのだが、いかしたウェイターを撮った後、いきなり私のカメラを取り上げて、私を撮ったのある。 なかなか面白く写っている、彼にカメラのモニターで、私の写真と彼の写真を見せたところ、二人で大笑い。 明日は晴れそうだ、明日こそはカプリ島へ。 |