アカバへ 「地図がちがうのか?」 幸い、ちょっと歩いたところに市内案内図があったので自分の位置がわかった。 目的のホテルまで10分ぐらいか。 ヨルダンで唯一、海に面している地域であり、リゾート地ということもあるのか明るく華やかな雰囲気である。 それと非関税地域なので店はどこも「DUTY FREE」の表示がでている。 当たりをつけた宿で部屋が取れた。 長時間フライトの後、昨日のアンマンではトラブルばっかりだったのでやっと旅に出た気分である。 海に向かって歩いていった。 紅海からさらに盲腸のように伸びたアカバ湾。 この湾を取り囲むように位置するのはヨルダン、サウジアラビア、イスラエル、エジプトの4ヶ国。 ビーチにでた。
公共ビーチはすごい人。
ただし水着姿は男ばっかり。 女性は海に椅子おいてチャドル着たまま座っているよ。 あちこちから「グラスボートはどうだ。」とか「水タバコは吸わないか。」と楽しそうに声がかかってくる。 笑いながら断って桟橋へ行く。 美しい海が広がっている。 その正面に見えているのがエジプトのシナイ半島、右手の住宅が密集したエリアがイスラエル、そして私が立っている場所はヨルダン。 ちょっと泳いだら行けそうだ。 第三次、第四次中東戦争においてシナイ半島はエジプトとイスラエルの戦場となりイスラエルが占領して時期もあった。 そして1994年イスラエルとヨルダンは平和条約を結び戦争状態を終結させた、それにより今の安定した状態がある。
平和であるからこその風景であり、そして私も旅をすることができる。 無理もないだろう、ヨルダンでは、この海岸10数キロが唯一海に面している場所である。 それで何で撮っているかというと携帯電話。
自分の写った画像を確認して喜んでいる。 私も記念に一枚。 紅海サンセット へ 表紙へ 海外旅行目次へ |