アルファマの娘〜ラスト・ナイト


ランチの後、再びアルファマ地区を歩いていた。



















ここの雰囲気は何度来てもいいなあ。













久保田早紀の「アルファマの娘」という曲があるが、アルファマに住む娘と船乗りの悲しい恋の詩であるが、ここの街の持つ雰囲気だとありそうな話である。
私の前に現れたのは元気なアルファマの娘であった。































いったんテージョ川近くまで降りたが、再び坂を上ってカテドラルへ。
市電を何カットか撮って満足。



















宿に戻ることにしましょう。
荷物を整理して宿周辺を歩いてなんとなく気分がよく、きままに撮影をしていた。
たぶんリスボンという街の規模や雰囲気が自分の中で消化されたためだろう。








昨日もこの電気自動車を見たがおもしろそうだ。
次回のお楽しみとしておこう。

































































































最後の晩ゴハンは、昨晩の店へ。
大将も喜んで迎えてくれた。
例の3人組はもちろんいないが、私の隣の席は30代ぐらい日本人夫妻であった。
夏休みで9日間リスボンに滞在して郊外とか日帰りで行ったりして楽しんでいるとのこと。
ロカ岬もシントラもみんな日帰りで行けるし。
日本語で会話をするのは旅に出て初めてだった。
夫妻の食べていた蛸のリゾットがとても美味しそうだったので、私もそれを注文した。




















食事の後、宿に戻るため歩いていると、姉と弟がサッカーをしていた。
何カットか撮らせてくれて、最後にお姉さんのほうが「これから出かけるのでごめんなさい」と言って去っていった。
別に私がかってに撮っていたのだから挨拶も必要ないのに。
ちょっと気分が良くなり、また歩く。

























ホテルの近くに戻ってBARでワインを飲んでこの旅も終わり。
夏のアンダルシアとリスボン、満足した旅だった。

















































朝5時、ホテルでタクシーを呼んでもらい空港へ。
日曜日の早朝ということもあり心配していたが、タクシーはすぐ宿に到着。
計算どおり13ユーロで到着。
残金5ユーロ。
フランクフルト空港で飲むビール1杯分残して、計算どおりだとほくそ笑んでいた。
フライトは定刻どおりフランクフルト空港に到着。
残金でビール飲んでユーロも使い切り、3時間のトランジットで関空便に乗り継ぐはずだったのが機体故障でディレイ。
さらに3時間待つことになってしまった。
機内食も食べず、コーヒーとオレンジジュースしか取っていなかったので空腹であった。結局、カフェでフランクフルトを注文。
支払いはカード。
久しぶりに食べるフランクフルトは旨かった。
これで3時間のディレイは帳消しとしましょう。

搭乗するときはいつものおまじない。
「そうさ、また来るさ。」

2009.8.6〜17


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