アヤ・ソフィアからボスポラス海峡


早朝。
アヤ・ソフィアやブルー・モスクの広場を歩く。
日中は多くの観光客で溢れる広場も静かである。



















静寂のなかをシャッター音が響く。
噴水の向こうのアヤ・ソフィアから陽が昇り広場が明るくなった。
やっとイスタンブールに来たなと実感した。
昨日はホテルにチェックインしたあと周辺の地理確認みたいなことをしていたためイスタンブールにきた実感がなかった。














ホテルに戻り朝食。
テラスにあがると豊富な料理が並んでいる。
いったい何人宿泊しているんだ、雰囲気からしてさほど多いと思えないがこれだけ用意するのか。
そういえばイズミルのホテルの朝食も品数が多かった。
過去にイスタンブールに泊まった宿もそうだったことを思い出した。

































宿のオーナー










朝食後、アヤ・ソフィアへ。
ここは何年か前、改めてモスクとして使用するというニュースが流れた。
チケット窓口に行くと、「回廊と美術館は30ユーロ、回廊だけだと20ユーロ」言われ一瞬何を言っているのかわからなかった。
というか回廊だけで3600円じゃないか。
以前は入場料は1000円程度であった。
美術館の意味がわからなかったのと入場料の高さに圧倒されたので回廊のみのチケットを購入した。
そういえば先日のエフェソス遺跡の入場料は40ユーロだった。
この後も遺跡に行くたび入場料で驚くことになる。
入り口に行くと頭に「?」が。
「こんなところから入場したっけ?」
入るといきなり2階だった。
たしかに回廊である。
回廊から1階を見下ろすと意味が理解できた。
1階はモスクに改修され観光客は入場できないようなっていた。
そういうことか。
観光施設から本来の目的である宗教施設に戻ったとも言える。







































マリアのモザイク画は布で隠されている

キリスト教のモザイク画はどうなったかと確認したところ、1つを残して以前と変わらず展示されていた。
キリストを抱くマリアのモザイク画は、モスクとして使用すると、正面の一番目立つところにあるためイスラムの祈りでは邪魔である。
ただ破壊するわけにもいかないため布で覆って正面から見えないよう隠されている。
回廊から布の隙間から見ることはできるようにはなっている。
前回来た時正面から撮影しているため私の手元にはその写真があるが、もうこの構図で見ることはできない。
観光客が行ける場所は限られているため、なんとなく消化不良のままアヤ・ソフィアを後にした。






























布で覆われる前のマリアのモザイク画(2013年撮影)























そしてボスポラス海峡に向かった。
LRTに乗れば楽だが、さほど距離があるわけでもないため、また土地勘を取り戻すため歩いていった。
20分ほどでガラタ橋のたもとに到着。


















































ボスポラス海峡ツアー(15ユーロ)
予想どおり運行していた。
出港時にはほぼ満席となった。
一人のカメラマンがオウムを手の持って現れた。
何をするのかと見ていると客の肩にオウムを乗せて写真を撮っていく。
親子連れなど喜んで撮ってもらっている。
「なるほど!」とカメラマンの撮影(営業)方法の見当がついた。
私の所もきたが流石に遠慮したw













船はボスポラス海峡を進んでいく。
ドルマバチェフ宮殿、国会議事堂などを両岸に見つつ、ボスポラス大橋をくぐる。
そのまま第2ボスポラス大橋手前でUターンした。





































戻る途中にカメラマンと助手が行きにオウムと撮影した写真を大きめのサイズのプリントを撮影した人に配り始めた。
やはり船にプリンターを持ち込んでいた。
そして写真が欲しい人は有料で買い取るし、要らない人は写真をカメラマンに返す。
それだけだが、「無料」でもらえると思っていた人とはもめていた。
思った以上に多くの人が買い取っていた。
やはりオウムがポイントか。
1枚単価はいくらかわからないが、あれだけ買えば利益は出ているだろう。













1時間半の航海は終わり、出港した港に船は戻った。


ガラタ橋とサバサンド

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