パリの運河


「さて、何所へ行こうか」とおもむろに「地球の歩き方・パリ&近郊の町 2023-34」をカメラバッグから取り出す。
今回、唯一持って来た紙のガイドブックである。
出発前LTE用のSIMをどうするか考えたが、現地で使用するとすればメニューなど現地言語の翻訳、タクシーを呼ぶぐらいか。
メニューはわからなければ尋ねればいい。
SNSにリアルタイムでアップする必要はないし、ホテルやカフェでWi-Fiを使えるので別に困らない。
Googleマップに行く街は全てダウンロードしているのでネットに繋がっていなくても使用できる。
今回の行き先は交通機関が充実している街ばかりである。
アルファベット圏なので文字はわかるしドイツ語、スペイン語は話すことはできないが旅に必要な単語の意味はわかる。
フランス語は無理だがw
旅のアナログ的なところは残しておきたいためLTEのSIMは購入しなかった。













さてガイドブックを開く。
改めてパリは名所が多いなと認識する。
パラパラとページをめくるとサン・マルタン運河の表記が。
パリの少し外れであるし運河沿いだとベンチもあるだろうし、そこで遅い昼食も悪くない。
メトロを出て数分で運河に当たる。













河岸の両岸は昼過ぎの時間を過ごしている人たちが寛いでいる。
リモコンでヨットを操船しているオジサンもいる。
時折、観光船が運河を通っていく。
ゲートが閉じて注水され船が浮上し、次の運河に入っていく。
そして、その逆も。
1日数回程度かなと思っていたが、私がいた時間もけっこうな頻度で船が往復していた。
映画のワンシーンのような風景も良いモノである。





















































































最後はパリ市庁舎。
写真家ロベルト・ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」はヤラセとはいえ、素敵な写真であり、私もこのような写真が撮りたいと未だトライしている。
この日はパリ市庁舎前の広場は大々的な工事中。
親子のキスは撮ることができたので良しとしておこう。













夕食、2日続けて行ったカフェは日曜で休み。
開いていたカフェでカレー。
カレーというよりチキンのクリーム煮カレー風味である。
これはこれで美味しかった。







ホテルに戻る。
朝もそうだったがメトロ4号線は計画運休のため大廻りで行くと、パリ北駅ではSNCFがトラブルで止まっている。
2つの線がセント・デニス駅を通るが2つとも止まっている。
フランス語でアナウンスは全くわからないし。
多くの人が待っている。
30分ぐらいで待っている人たちが別のホームに移動を始めた、私もそれについていき電車に乗った。
もしセント・デニス駅に止まらなくても折り返せばいいぐらいの気分であった。
幸いセント・デニス駅に停車、トラムに乗り換えることができた。
結局2時間かかってホテルにたどり着いた。
短期間滞在でホテルの往復にこれだけ時間がかかると時間がもったいないし、今回のように陸の孤島みたいなホテルだと、夜にちょっと撮影に行くことも不可能である。
郊外のため3日間チケットも割高である。
それら織り込み済みのつもりであったが、思った以上にロスが多い。
次回からはホテル代が多少高くてもメトロ1本で行ける範囲で選ぶことにする。
これでパリともお別れ。


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