マジックアワーのローラースケート


さて気を取り直して南へ。
右手にサトウキビ畑を見ながら走る。
215線の終点。
南風見田の浜に到着。
ここは1965年にイリオモテヤマネコ発見の地でもある。
数台止められる駐車スペースがある。
猪よけの柵があり、それを解錠してビーチへ続く道を歩く。
もちろん植物生い茂る道である。
ここも誰もいない。
気持ち良いなぁ。
ただ、外洋に向いているのでゴミが流れ着いてるのと、まだ1月のトンガの噴火の軽石が残っている。

















































さて戻りますか。
再び由布島へ。
2時間前よりさらに潮が引いている。
今宵は満月なので大潮か。
しばらく牛車の行き来を眺めていたが、結局、島には渡らなかった。



















干潟になった海を右手に見ながら上原に戻り、またその先へ。
午前中に行ったうなりざき公園に向かう。
目的地は公園でなく、そこへ向かう道である。
先ほども気がついていたが公園に向かっていたためスルーしていた。
車を止めてよく見ると植栽は「ネコ」、そうかイリオモテヤマネコか。
耳が無かったり、尻尾がなかったりとまちまちだが、和む光景である。
もう一度、植栽を見たく星野リゾートへ。
1泊6万円か。
ここに泊まるとしたら、服装から荷物、行動など一人旅とはまったく異なるものになるな、もちろん相方も必要だしw
いままで東南アジアでリゾートホテルはかなり泊まっているが、日本では泊まったことがないな。
知人でこの2年海外に行けないため星野リゾートを泊まり歩いているのだ、いろいろ吹き込まれているしw

























宿に戻り、レンタカーを返却。
営業所に電話して、宿の前の駐車スペースに満タン証明と鍵をダッシュボード入れて止めておくだけだが。
本日の走行距離120km。













宿の近くを歩いているとパイナップルの無人販売所があった。
昨日は何もおいていなかった。
昨日の夕食、今日の朝食でいただいたパイナップルが甘くて美味しかったので、200円のを1個購入。
もっと買おうと思ったがさすがに2個、3個は持って帰れない。







夕方までロビーで、旅の人といろいろ話す。
他の島でもそうなのだが一週間程度は当たり前に滞在している。
私のように3泊4日の旅程は、彼女や彼らからすると「急ぎ旅」に見えるであろう。
夕方、飲食店の空振りは避けたいので電話をする。
昨日、満席だった店は定休日。
昨日、休みだった店は予約で満席。
こりゃダメだ。
結局、昨日行った「ランチハウスたまご」へ。
18時の開店に合わせて店へ。
すぐ座ることができたが、続々とお客がやってくる。
結局、カレーライスやオムライスを食べる気になれず、昨晩の同じゴーヤーチャンプルー定食で。





































食後はまるまビーチへ。
防波堤でビールを飲んでいると、一人の女性が車でやってきてローラースケートで滑り始めた。
ガランとした駐車場なのでのびのびと滑っている。
陽が落ち、月も上り、マジックアワーのなか彼女は延々と滑っていた。



西表島の夜明け

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