ハテルマブルーと星空


波照間島、日本最南端の島である。
台風16号はそれたとはいえ、大型台風で同じ太平洋上を移動しているため影響で波が高い。
宿のお迎えでうるま家に着いた。













1泊2食6,000円、明日宿の原付をレンタル3,000円。
ビールは共同売店で17時までに買うことなど注意事項を教えてもらい、荷物を置き島内地図をいただいてまずビールを購入し宿に戻り共同冷蔵庫へ。
八重山の離島はどこもコンビニなどないため共同購買所の営業時間内に必要なものを買わないと痛い目にあう(苦笑)
以前、歯ブラシを歯磨き粉を忘れ買いそびれて口の中をすすぐだけで凌いだこともある。
泡盛は石垣島の港で買うが、ビールは現地調達である。













宿周辺を歩き、集落を出るとコート盛(火番盛)がある・・・昔、事があった際に狼煙で伝える台。そこに上り見渡すと一面サトウキビ畑。
遠くまでサトウキビ畑が続いている。
森山良子の「ざわわ」の曲が脳内でリピートされている。





















南ちゃんですかw













幻の泡盛「泡波」の蒸留所。
こんなに小さな規模とは。

















そこから歩いて約20分、ニシ浜へ。
ビーチは誰もいない。
目の前にはハテルマブルーの海。
噂に違わぬ美しい海である。
ゆっくりビーチを歩く。
この景色を独り占め。
贅沢な時間である。



移動式コインロッカー
















































夕食は宿で、ここの料理は美味しいとの評判である。
島内の飲食店は9月30日まで閉店が多く、食事込みでないと食事抜きになるところである。
宿泊客は新婚旅行のカップル。カップル以外は男性3人、女性1人、皆さん一人旅で何度も波照間島に来ている人達である。
夕食中に宿の主人より明日の船の状況の説明があった。
台風16号の影響で明日、午後からの船は欠航の可能性が高いということである。
私は2泊の予定で、明後日の午前の船で石垣島に戻る予定であった。
明日欠航になり、明後日は運行する保障はない。
それと竹富島での撮影の仕事にも影響が出る。
残念だが、明日の9時50分の船で石垣島に戻ることにする。
24時間も滞在していないが仕方がない。
結局、全員が石垣島に戻ることになった。
自然には勝てない。



















明後日に宿泊する予定だった定宿の竹富島の新田荘に「明日からでも泊まれるかと」と電話したら大丈夫との返事。
夕食後、星空を撮るべくコート盛へ。
波照間島の空はとても美しいと聞いていたので撮りにいく。
新婚旅行のカップルの2人も同行。
実は星空を撮ったことがなく、一夜漬けで撮影方法を仕入れたのである(苦笑)
ミニ三脚を持ち込みカメラをセット。
美しい星空である。
天の川をみるなんて何年ぶりだろう。
やはり慣れない撮影は難しい。
新婚カップルからも撮影方法を尋ねられたが、O社のカメラの設定ができず断念された。
私が撮った星空をメールでお送りした。
星空撮影、にわか仕込みでは上手く撮れなかったことを白状しておく。



















宿に戻り、泡盛を飲みながら波照間島の夜はふけていった。


日本最南端

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