石垣島一周


珍しくこの旅には同行者がいる。
20歳違いの家族ぐるみで付き合っている友人で石垣島は初めてである。
写真好き、そして1人旅が好きで気が合う友人である。
もともと前述の2月にGoTo トラベルを使って石垣島へ行きませんかと誘われれ企画したが、緊急事態宣言が発出され断念。
そしてスライドしたのが今回である。
2人と言っても電車や飛行機、船の席はバラバラ、宿はそれぞれシングル、写真を撮りに行くときは別々と2人だけど1人旅のようなものである。
流石にレンタカーでの移動は合わせた。
出発前にPCR検査を受けて2人とも陰性であることを確認している。

レンタカーを借り、何度も来ている私がナビゲーター、Y君が運転手で出発。
ちなみに2人とも車の運転は大好きである。
島を時計回りで走る。
最初の底地(すくじ)ビーチへ。
まだ雲が残っているためハッキリしない天気である。







次は、近くの石垣島の一番の観光スポット川平湾となるのだが、天候の回復してから来ようと、米原ヤシ原生林へ。
前に来たのは20年前のことである。
私たち以外はカップルが一組だけであった。













次は吹通川のマングローブ群落へ、ここはカヌーでのツアーを行っているので駐車場など整備されている。
2人とも写真を撮れば満足してしまうので、撮り終わったら次の場所へ。







石垣島最北端の平久保先灯台へ。
ここは私も初めてである。
この頃には天気もすっかり回復し光が注いでいる。
訪れる人もまばらである。
風が少々強いが、エメラルドグリーンの海が遠くまで見渡すことができる。



















ここから南下。
次は、島の東側、玉取崎展望台へ。
ここからは石垣空港に着陸する飛行機を見ることができるが、コロナ禍でフライトが減便されており、また、タイムテーブルが空白の時間帯でもあり見ることができなかった。













玉取崎から再び西へ。
川平湾に向かう。
石垣島屈指の観光名所である。
快晴の空の下、水底まで蒼く輝いている。







階段を降りて、砂浜にでると、数人の水着姿の女性が浜で遊んでいる。
珍しい光景である。
ここはサンゴ礁のツアー船が出る関係で船を砂浜につけて客の乗り降りするため、危ないこともあり水着で遊ぶ人を見ることはない。
浜の端のため船が着く場所ではないため大丈夫なのであろう。
Y君に「船に乗る?」と聞くと「息子を連れて来たときの楽しみにしておきます」とのこと。



















しばらく撮影して、車へ戻ろうとしたら、彼女たちもリュックから上着を出して歩きながら羽織っている。
横をすれ違うと彼女たちの会話は日本語ではない。
なるほど、そういうことですか。
川平湾から先島ビジネスホテルに着いたのは18時前。

夕食は市場の近くにある繁華街で。
そこそこ人は入っている。
ただどこも閉店が20時、オーダーストップは19時30分である。
ただ酒類の提供は大丈夫である。
2人ともサータアンダギ-がお昼前に食べたことあり、撮影優先で結局昼食をとっていなかったので、流石にお腹がすいた。
1杯目の生ビールが美味い。
外飲みができないので、生ビールは久しぶりである。
沖縄料理をつまみながら、明日の行動を相談する。































Y君は当初、石垣島を2日で回る予定だったが、私は「石垣島は半日で回れるよ」といい、実際、そのとおりになった。
竹富島で離島の魅力にはまった彼は離島に行きたいとのこと。希望は小浜島。
たしかに波照間島は日帰りはもったいないし、黒島は牛しかいないし、小浜島だと原付借りて回ることができるので、小浜島に決定。
私も小浜島に行くのは5年ぶりである。
20時にはホテルに戻り、少し夜景を撮りに。
海岸で風に吹かれていた。
気持ちの良い夜である。


小浜島へ

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